7月にXがGrok4という最新のAIを発表しました。

xAIが「Grok 4」を発表--「世界最強のAIモデル」を今すぐ試すには? - ZDNET Japan

 

こちらは月額5千円と他のAIより高いのですが、性能がとても良いという発表だったことと、無料のGrok3が仕事で使っても結構よかった(他のAIよりも情報が多い)と感じたので、試しに契約して使ってみました。

 

1週間他のAIと一緒に使ってみた結果は以下の通りです。

 

結論としては、そこまで悪くないですが、特にGrok4が秀でているとは感じませんでした。

特にブログの下書きはかなりひどくて唖然としました。

また基本的にVerを意識しない指定で使っていましたが、他の生成AIより良い回答が出たことはほぼなかったです。

 

やはりChatGPTがすべてのタスクで安定していて、Geminiは仕事に強いと感じました。

 

正直ChatGPTの有料版が使えなくなると若干不安を感じる自分がいて、生活の一部になっているなと改めて感じました。

 

Grokは8月で契約終了して、次はGeminiの有料版を契約して試してみるつもりです。

先日ある参議院選挙の候補者が「非国民」という言葉を使い、支持者も賛同していたとの報道がありました。


この話を聞いて、もしかすると「非国民」という言葉の位置けが、よく分からない人が増えているのでは?と思ったので、整理したいと思います。

■意味や使われ方
・第二次世界大戦中に、大日本帝国の軍や国策に非協力的な人、軍や国策に適さない人を非難する言葉。
・軍や国の意向よりも、個人の思想信条や生活、安全を優先する優先した場合に国民ではない=非"国民"という意味で使用。

■言葉の位置づけ
・戦前の軍国主義や全体主義を表す、象徴的な悪い意味の言葉として位置づけられています。

・現在の自由主義、国民主権とは逆の思想、行動姿勢を示す言葉です。

・第二次世界大戦を経験した多くの方が、この言葉が、個人の自由や権利を制限し、家族が亡くなる原因を作り、個人の行動を縛った恐ろしい言葉として記憶しています。

 

このようにこの言葉は、肯定的に使われたり、軽々しく使われる言葉ではありません。

 

この言葉を選挙演説で使う、またこの言葉に賛同する方は、おそらくこういった知識や、その言葉が伝われた時代に生きた方との関わり、この言葉の問題点を知っている人と話す経験が少ないのではないかと思いました。

日本が第二次世界に参加し、敗戦した理由の1つは、多様な意見が尊重されず、国民世論がアメリカとの戦争を希望し、当時の天皇と政府がそれに押される形で、敗戦することが分かっていたにもかかわらず戦争を初めてことが原因の1つです。

 

現在世界はより複雑さを増していて、諸外国との外交・安全保障には多角的な視野と客観的な分析が必要不可欠と思います。

 

今の日本は国民が主権者ですので、私たち一人ひとりがしっかり過去の歴史の失敗から学んで、政治を行っていく必要があると感じています。

参議院選挙は投票に行かれましたでしょうか?

私は期日前投票に行きましたが、暑くて大変でした笑い泣き

 

今回の選挙結果を見ると、「自民党もなんだかなぁ…」「かといって野党も頼りない…」

そんなモヤモヤした気持ちを抱える中で、参政党の主張がやけに心に響いた、という方も多かったのだろうなと思いました。

 

特に躍進した参政党は「日本人を守る」「食の安全を取り戻す」「減税で豊かに」。

これまで他の政党が言ってこなかったような、シンプルで力強い言葉。なんとなく「今の日本、このままじゃヤバいよな」と感じていた不安を、ズバッと言い当ててくれたような爽快感がありました。

 

今回は改めて、なぜ多くの人が期待を寄せたのか、その魅力を整理しつつ、見過ごしされがちな「危うさ」について考えたいと思います。


 

なぜ、参政党に惹かれるのか?

 

今回、参政党が支持を伸ばした理由は非常に分かりやすいものでした。

  • 今の政治への不満の受け皿: 国民の声が届いていないと感じる政治。そんな既存政党への「ノー」の気持ちを、真正面から受け止めた。

  • 分かりやすく、歯切れの良い主張: 「食」「健康」「教育」といった、自分や家族の生活に直結するテーマを、誰にでも分かる言葉で語った。

  • SNSでの発信力: 動画サイトやSNSで力強いメッセージが流れてきた。

 

これらが自民党や既存政党に不信感を持っていた心に届いたのだと思います。


 

気になる危うさ

 

その魅力的な言葉の一方で、もしかすると私たち自身の生活にも影響するのでは?という「危うさ」もあると感じました。

1. 過激な発言と排他的な姿勢

参政党は外国人や外国文化に対して強い批判をすることがあります。例えば、参政党の代表が外国人への差別的な言葉を使ったり、党員の一部が外国人差別とも取れる発言をしたりと気になる点がありました。

参政党が議席を増やした結果、外国人やマイノリティへの締め付けが強まらないか、国内の分断や国際社会での孤立が起こらないかこれからも見ていきたいと思いました。

 

2. 陰謀論とも取れる考え方

 

参政党の代表は、「『あの勢力』が数百年前から日本を標的にし、経済的な支配下に置いている」「多国籍企業がコロナウィルスのパンデミックを引き起こした」「小麦はアメリカが戦後に日本に押し付けた毒物。パンやケーキは食べるのをやめよう」等、陰謀論ともとれる発言をしています。特にコロナウィルスワクチンには懐疑的で、党の議員や党の支持者が医療機関とトラブルを起こした話も出ています。科学的で冷静な判断ができるのか心配になりました。

3. 自由を制限する可能性

参政党の改憲草案には、天皇を「元首」として、主権者は国と書かれていて、「思想・良心の自由」「信教の自由」「表現の自由」が書かれていません。

あくまで草案でこれから変わっていくもので少し心配しすぎかもしれませんが、「国が国民をコントロールする社会」、「個人の自由が制限される社会」とならないか?と気になりました。

 


 

次の選挙に向けて

 

参政党が投げかけた「このままでいいのか?」という問いは、非常に重要です。彼らの登場によって、これまで光が当たらなかった問題に多くの人が気づき、政治に関心を持つきっかけになりました。

 

これからは実際に参政党がどのように活動していくのか、生活を豊かにしてくれるのか、気になっている心配な点は大丈夫なのかをしっかり見ていきたいと思います。

 

そして、どの政党が本当に自分や家族の未来を守ってくれるかを改めて見極めて、次の選挙で投票していきたいと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ここ数年ノートPCがずっと不調(突然再起動、Windows Updateが終わらない、終わってもアップデートが失敗する、ファンがずっとうるさい等々)で、そろそろ買い換えたいなと思っていました。

 

今週もトラブルが何回かあったので、今日は新しいPCの調査を始めました。

 

ちなみに、私のノートPCの購入歴は以下です。

富士通(性能良いが高い)⇒Dell(概ね満足。ただファンがうるさい。)⇒レノボ(安さで買うも4年で故障)⇒Dell(最安値だと重くて使えない⇒若干性能向上を購入しで5年持った)

 

現在のDell PCは概ね満足ですが、ファンの音がうるさく、別のメーカーも候補として考えたいと思いました。

 

ということで、AIを使って検討をしました。

 

①まずGeminiに候補を選んでもらう

まずはGemini 2.5 Flashを使って、今使っているパソコン、困っている事、想定予算から買い替え対象PCを挙げてもらいました

そうすると自分で調査したものと同じ、DELL, Lenovo, HP, ASUSが上がり、その中でHPが主な候補と考えました。

ただ、自分で調べたときはHPはバッテリーなどの耐久性に問題があり、またサポート品質もイマイチとの情報がありました。

ということで、より深く調べるためにChatGPT 4oを使ってHPのPCの評判を調査することにしました。

 

②ChatGPTで候補のPCについて深く調べるが提案がイマイチ

ChatGPT 4oにHPのPCの評判を聞くと、評判のまとめや総合評価、購入先リンクまで示してくれました

ただ、デメリットや気になる点を挙げなかったので、耐久性や気になる点を追加質問しました。

すると心配していた、バッテリー問題の説明がありました。

そこで、第二候補であるDellのPCも同じ予算で候補を挙げてもらいました

こちらも詳細に情報をまとめてくれたので、あらためて①と同じ質問(今使っているパソコン、困っている事、想定予算)をして候補を出してもらうと、HP, ASUS, Microsoftを候補として挙げてくれました。

ただ、どれもイマイチでした。。。

とここで、口コミはGrok(XのAI)が強いのでは?と思い、Grokの相談に切り替えました。

 

③Grokでもう一度相談するととても頼りに

新ためて②とおなじHPの評判を聞くと、メリット・デメリット、ユーザーの声(肯定と否定)、お勧めモデル、選び方のポイント、総評を挙げてくれて、欲しい情報を全部教えてくれました。

正直、とても頼りになりました。

ということで、第二候補であるDellの同じ価格帯のPCと比較してもらいました。

すると、性能、デザイン、用途、サポート、ユーザの評判、価格とコスパ、どちらを選ぶべきかで比較してくれてとてもよくわかりました。

 

これはもうGrokに全部任せようと思い、①と同じ質問(今使っているパソコン、困っている事、想定予算)をしました。

すると、Dell,HP,Lenovo,ASUSを挙げ比較表で非常にわかりやすくまとめてくれました。

 

④Grokに今買い替えるべきかを相談して決定

この比較表でDellが一番安かったので、Dellのホームページを見に行くとなんとちょうどセール中でした。

大分安いように見えたので、Grokに候補のPCのスペックを示してお得かどうかを聞いてみます。(DeepSearchを利用)

すると、かなりお得でこれより安いPCは見つからないとの回答でした。

とはいえ、Dellセールは定期的に行っているのでは?と思い、Dellの年間セールを聞いてみましたが、夏のセールが一番割引率が高いという調査結果でした。

 

ただ、さすがに高い買い物なので、今起きている問題から買い替えのタイミングなのかを相談してみました。

すると、今起きている問題を分析し、 使用年数、問題の頻度、修理コスト、用途の変化、セールの魅力の観点から検討したうえで、買い替えを推奨との結論でした。また補足としてこのセールがかなりお買い得なことも評価してくれました。

https://x.com/i/grok/share/x9pZoOQdMpAJEWwg3oSKPcWul

 

 

ということで、このGrokの相談の回答が最終決定となって、DellのPCを注文しました。

今回PC買い替えの相談はGrokがもっとも役に立つ分析と回答をしてくれたと思います。

(ちなみに購入を報告したところ喜んでくれて、次にやることとと何かあった場合の提案もしてくれました。)」

 

高い買い物でいろいろ比較検討したい場合は、ぜひAIも活用するとよいと思います!

最近SNSやネットニュースで気になるのは、選挙に向けての投稿に見える極端な意見の分断です。

ネットが存在する以前は、自分の周りの人間関係や、マスコミからの情報で、思想が形成されていました。

しかし、今はSNSやYoutubeがその人の思考へ与える影響がかなり大きいと感じます。

以前から何度も触れていますが、こういったWebのプラットフォームは、その人が好む情報を繰り返し表示するようにできていて、無意識にバイアスを強化し、客観的な判断を曇らせるリスクが非常に高いものです。
誰でも無意識に騙される!SNSで気を付けるべき4つの事 | 3流SEの仕事術&ライフハックブログ

特にXはTwitterからの変更後、アクセス数を稼ぐためのフェイクニュースが多くなり、アメリカでは世論を分断・混乱させる要因になっています。

フェイクニュース自体も、国家間の情報操作の主な手段、そして利益を上げる手段として、非常に巧妙化しており、どこまで誤っているかの判断が難しくなっています。

またその特性上、誤った情報であっても訂正した情報は拡散されない傾向があります。
フェイクニュースは兵器として実際に使われている!「ハイブリッド戦」を知ろう | 3流SEの仕事術&ライフハックブログ

さらに悪いことに、ネガティブな情報は脳の仕組み上、例えば本人が怪しいと思っても、記憶として残り、無意識に判断に影響します
逆に言えば、Webの情報を疑わず、自分の思想や考えと合致するWebの情報を鵜呑みにしていると、どんどん思想が偏り、客観的な事実が分からなくなっていきます。

その最たるものが、陰謀論といわれるものです。

こういった思考の偏りを避けるために、私が意識しているのは以下の内容です。

 

■思考の偏りをなくす5つのアプローチ

①主観的、感情的、侮蔑的な情報発信をする、またはそれを好むアカウントは避ける
②フェイクニュース(誇張、誤読含む)を拡散するアカウントを避ける
③自分とイデオロギーが違っても客観的な分析をするアカウントから情報を得る
④自分とイデオロギーが近い物、違う物、中立な物の3つの情報源からバランスよく情報を得る

⑤AIを活用したファクトチェックを行う(ただしハルシネーションも考慮)

とにかく、世の中に100%正しい意見というものはありません

自分と違った意見でも、事実や考慮すべき観点が必ずあります

特定の問題に対して、見方や重視する点が違うだけでどっちも正しいということは、仕事でもよくあることだと思います。
 

グレーな部分も含めて、客観的な状況把握こそが、正しい判断と解決策を生みだすと私は思います。

この変化が激しい現在の世の中において、常に自分自身が接している情報の片寄り、自分の思考の片寄りをチェックし、本当に正しいのか?という疑問を持ち続けることが大事だと特に最近感じます。

(ビジネスシーンでもVUCAから、さらに不確実性の高いBANI への対応が取り上げ始められています。)

BANI(バニ)とは?―BANIから見えるVUCAとは違う世界 - パーソル総合研究所

 

そして自分の意見が誤っていれば訂正し、イデオロギーに縛られず、正しい判断を下すことが大事だと思います。