私は数年前から「ストリートアカデミー」というサイトで仕事術の講座を開いています。

 

これは、より多くの人に、自分が学び実践している生産性向上のノウハウを伝えたいという思いからです。

そして、その結果「本来やりたい事」に皆さんが夢中になれる環境ができるとよいなと思っています。

 

とはいえ、最初講座を開設した時は、まったく申し込みは無く試行錯誤の繰り返しでした

去年からはリピーターの方も増え、少し光が見えてきた状況でした。

 

そして今年に入り、突然申し込みと参加者が増えて、多くの方のお役に立てる機会をいただいています

 

今回は特に人気のある3つの講座をご紹介します。


①タスク管理入門(1/26開催)

https://www.street-academy.com/myclass/17132

■学ぶこと

・複数の仕事の管理方法

・仕事を管理するために行うべきプロセス

■人気の理由

今最もリクエストと参加者が多い講座です。

男女年齢関係なく参加されていて、担当する役割が多くなっていく中で、残業ができなくなっているという背景があるのではと思っています。

参加される方も「最近役割が増えた」「期限ぎりぎりになることが多い」「管理が統一できていない」という方が多いです。

GTD,ポモドーロテクニックという手法の基礎をお伝えしつつ、個別にアドバイスすることで、この悩みにお答えしています。

 

②短時間で成果を出す仕事効率アップ(1/25開催)

https://www.street-academy.com/myclass/18243

■学ぶこと

・成果と作業のバランスのとり方

・定例作業や割込み作業の効率化の仕方

■人気の理由

最近参加者が増えているのがこちらの講座です。

①と同じでやる事が増えている中で、「作業の効率化」に悩まれている方が多いです。

特に、自分のペースで作業を行う、緻密に準備して作業を行う方が参加されます。

 

③自信とモチベーション管理入門

https://www.street-academy.com/myclass/31322

■学ぶこと

・他者評価との付き合い方
・自信を持つための価値観
・モチベーションを生み出すテクニック

■人気の理由

他の講座のリピーターの方が受講されることが多い講座です。

転職や失敗で自信が持てなくなっている、モチベーションが続かない、他人と比べてしまうというのは

多くの方が持っている悩みですが、社会人になるとなかなか相談できません

この講座では「考え方」と「テクニック」の両面から自信とモチベーションを持つ方法をお伝えしています。


どの講座も3人の少人数でじっくり課題を聞きながら、その方に合ったアドバイスを心がけています。

いつでもお気軽にご相談ください。

今回は「成功する人たちの起業術 はじめの一歩を踏み出そう」を紹介します。

 

 

 


【評価】(A~C)
 B+
 
【概要】
パイ専門店の個人事業主"サラ"に語り掛けるという形で、スモールビジネスから始める起業に必要な事を、よくある失敗を交えながら説明しています
 
○PART1 失敗の原因
行き当たりばったりで戦略のないまま事業が広がる(あるいはすぐにダメになる)
・企業には、起業家、管理者、職人の3つの人格を操る必要があるが、どれかに集中してしまう
 
○PART2 成功への鍵
・フランチャイズを参考に事業のパッケージ化を最初から設計する
・商品を売るのではなく事業を売る
・小さな試作事業で実際に試して、洗練化し、マニュアル化(自分がいなくても回る仕組み)していく
 
○PART3 成功するための7つのステップ
・基礎は革新、数値化、マニュアル化
・目標設定、戦略設定等7つのステップで事業を作る
 
 
【感想】 
基礎としては十分ですが、ややバランスがフランチャイズ的な戦略に寄りすぎていて、具体性が無い印象でした。
起業に興味がある人の入門書としてよいと思います。
一方で既に動いている人にはヒントにはなっても、具体的な解決策は得られないと思います。
 
いくつかのビジネスの本で読んだことや自分が経験的に知っている、事業運営に関する事が整理されまとまっていると思いました。
その意味では復習になったと思います。
 
基本的には、小売販売業をベースに話が進んでいくので、BtoBやサービス業のような小売製造業以外だと当てはめるのに少し考える必要があると思います。
 
一方で、普通の会社員であっても、経営戦略に絡む人には会社の課題に気づくヒントが得られると思います。
 
 

【こんな人におすすめ】 

・起業に興味がある人

・自分のビジネスの改善や拡大のヒントが欲しい人

・会社の仕組みの作り方を知りたい人(部長職以上や経営企画・戦略部門の人)

仕事の作業効率を大きく落とす問題の1つに「作業の割込み」があります。
やっかいなのは、忙しい時ほど「割込みが多い」ことです。
 
この「割込み」や「並行作業」は作業効率を多く落とすことが知られていて、場合によって7割効率が落ちることもあるようです。
 
ということで、いくつかの本で学んで実践した対策を書きたいと思います。
 
・集中する時間と割込み作業をする時間分ける
重要な作業は一切割込みが無い環境で作業をするのが効率的です。
会議室にこもって、メールや電話が一切ない環境で一気に作業をやってしまうのがよいと思います。
また、自席にいても特定の時間はメールや問い合わせを受けず、作業が終わったらあとから連絡するという形でもよいです。
 
・割込みの根本原因に対策を打つ
そもそも「なぜ問い合わせが突然来るのか?」という原因に対策をうたないと「割込み」が減りません。
相手に情報が渡っていない、自分で解決できない、仕事のプロセスが決まっておらず場当たり的等原因が考えられえます。
まず、根本原因に手を打って、決まった時間に連絡が来るようにするのが重要です。
 
・やっていたことを再開しやすいようにしておく
とはいえ、突然割込みはなくならないと思います。
事後策になりますが、割り込まれても元の作業にすぐに復帰できるようにしておくのも効率を下げない方法です。
キリのいいところまでやって、次にする事の記録を残しておくと、再開がしやすくなります。
 
 
いかがでしょうか?
皆さんも良い対策があれば、ぜひ教えてください!
 
 

1/25に"明日からできる仕事効率アップ入門"を開催します!

 

「時間をかけたのに成果が出ない!」「もっと早く仕事を終わらせたい!」「仕事が多くてこなせない!」を解消します。

 

https://www.street-academy.com/myclass/18243?conversion_name=direct_message&tracking_code=47efee574a5f4d048beb7cae72075c52

 

最近プログラミングなどのIT未経験な方が、IT業界に転職する事が増えています。

 

そんな方のために、業界歴が長く、教育を担当している私から「未経験者がIT業界に転職するときに知っておきべき3つの事」をお伝えしたいと思います。

 


①仕事の種類、会社の種類

一言でIT系といっても様々な仕事があります。

今後の業界動向も踏まえて、どの職種に転職するか自分の実力も踏まえながら考える必要があると思います。

※職種の参考サイト

https://www.ipa.go.jp/jinzai/itss/itssplus.html#section12

 

また会社も、国内と海外の会社、ベンチャー、中小企業、大企業と特徴が違います。

その中でもメーカー系、ユーザー系、独立系といった分類がされます。

 

まず、業界の事を良く勉強して、どんな会社に転職するかをじっくり考えた方がよいと思います。

 

 

②自分の適正

適正についてですが、一言でいうと、論理的思考力があって、コミュニケーション(ビジネス会話)ができる人が向いていると思います。

逆以下の方はあまり向いていないと思います。

・数学が苦手

・物事をざっと把握できても詳細に物事をとらえるのが苦手

・会話で相手の意図を理解できない

・逆に相手に意図を伝えられない

 

また、常に新しい技術が出てくる業界ですので、興味をもって、新しい技術を学び続けられる必要があります。

 

まずは転職前に基本情報処理の勉強をしたり、どれか1つ言語を身に着けるとよいと思います。

(私は文系で未経験だったので、基本情報処理をC言語で取得しました。)

 

 

③未経験者で転職後長く続いている人の成功パターン

未経験者から転職して長く続いている人を、SNSやネットで見つけて、その人がどんなことをしているのか、満足感はあるのかを調べてみるのがよいと思います。(可能であればいろいろ会話してみるとよいと思います)

 

私の知っている範囲だと、業界分析が不十分、志望動機が弱い、仕事の内容を具体的に理解していない(プログラミングやITの仕事を実際に仮でも把握できていない)とたとえ転職できても、長く続かない印象です。


ネットではあまりこういった話を見かけないので、参考になれば幸いです。

 

 

もっと、詳しく体系的に知りたい方には、こちらがおすすめです!

 

「未経験者のためのIT業界転職セミナー」

https://www.street-academy.com/myclass/45973?conversion_name=direct_message&tracking_code=0d26d4e447459362ed93b506c25064f4

今回はCAREER SKILLSの紹介をします。

 

 

 

 


【評価】(A~C)
 B
 
【概要】
IT技術者として、どのように職に就き、キャリアを形成していくかを段階を追って、具体的なアクションを紹介しながら紹介しています。
 
第1部 ソフトウェア開発者になる方法
学生からどのように開発者になるか、ルートごとにメリットデメリットを紹介。
第2部 就職する方法
IT業界の構造を理解し、どんな業種や会社にどうやって就職するかを紹介。
第3部 ソフトウェア開発の必須知識
ソフトウェア開発の仕事をするにあたって知っておくべきことを紹介。
第4部 ソフトウェア開発者の仕事
上流から下流まで、フロントエンドから、インフラまで様々な仕事を紹介。
第5部 キャリアの伸ばし方

フリーとして独り立ちする方法を含めてさまざまなキャリアの伸ばし方、スキルの身に着け方を紹介しています。

 

【感想】 

アメリカ固有の話が多く、参考になったのは1/3程度でした。

 

前回の「Soft Skills」がとても良い本だったので、期待して買いました。

語り口は面白く、体系的に書かれているのですが、日本と違いが大きいアメリカのIT業界の話がメインでした。

そのため、日本に置き換えて考えるところが多く、参考になる話は少なかったです。

また、IT業界に長くいるので知っている話が半分以上でした。(基礎をしっかり教えてくれている。)

 

その中でも、一般的な話(就職、スキルアップ、職場での振る舞い)と、著者がおすすめする書籍は参考になったので、気づきはそれなりにあったと思います。

 

【こんな人におすすめ】 

・グローバルな視点でITのキャリアを考えたい人

・ある程度の日本の業界を理解していて、キャリアを築くヒントを知りたい人

・スキルアップに情報が欲しい人