今年に入ってから、講師と受講者双方の立場で、いくつかのオンラインセミナーに参加してきました。
ここでいったん分かった、それぞれの特徴を整理してみたいと思います。
| 集合型 | オンライン | 補足説明 | |
| 双方向性 | ○ | ○ | 基本的にそれほど変わらない。 |
| 集中 | △ | ○ | オンラインの方が集中する。その分疲れやすい。 |
| 体験性 | ○ | × | 集合型が圧倒的に体験で得られるものが大きい。 |
| 手軽さ | △ | ○ | 場所や日時の融通が利くので、オンラインが便利。 |
| 大人数 | △ | ○ | オンラインの方が大人数に均一に伝えやすい。 |
| 講師負担 | △ | ○ | オンラインの方が準備や運営にコストがかかる。 |
一言でいうと以下の特徴があると思います。
集合型:フェイスtoフェイスで体験しながら覚えるのに向いている。
オンライン:手軽に知識を学ぶのに向いている。
知識を学ぶだけであれば、両方ともセミナー効果にそれほど違いはないと思います。
むしろ、オンラインの方が集中して学べるかもしれません。(その分かなり疲れるので、こまめな休憩が必要です。)
ですから、「オンラインは対面よりわかりづらいのでは?」と思っている方は、ぜひ一度受講してみてください。
想像以上に、スムーズに学習ができると思います。
一方で、2つに違いがあるのは、対面での体験性やコミュニケーション深さです。
つまり、セミナーについて、こういった点を重視する人にはオンラインセミナーは物足りないと思います。
「対面で講師や受講者と意見交換しながら、セミナー体験をしたい」方は、コロナの流行状況を見ながら、それらに十分配慮されているセミナーを受講するのがよいと思います。
なお、表には書いていませんが、自宅にオンライン受講できる設備や環境が無い場合は、オンラインセミナーは非常に不便です。(私はこのタイプです)
こういった方たち向けにオンサイトで気軽にセミナーを開催、受講できる場所があるとよいなと思っています。
(私は個室があるネットカフェを使っています。リモートワーク対応のカラオケボックスなどもお勧めです。)

