皆さまクリスマス気分は抜けたかね？
と言いながら「のような話」を書くのだが
今日の話は繊細な方には勧められないし
真面目な信仰を持つ方には顰蹙なヤツ。
さてさてまたも少年マガジンを買った。
オマケのシール↑に
目が眩まなかったとは言えないが
特に好きな絵柄のカードはもう持ってるので。
表紙の輝かしいマイキーくんと。
中身と温度差ありすぎと言われている
この爆走サンタの絵がほしくて買いました！
前回の記事で主人公タケミチが
マイキーに殺されそうになっていると書いたが
武道は女性二人の力でまずは命を救われ
次にこころのケアをして貰って
さしあたりホッになっているのだが、
相変わらずこの物語に
ハッピーエンドがあり得るとは
ちょっと想像できないところ。
ちょっと飛ぶが、
皆さん人が人の罪を肩代わりする事は
できるものと思います？
ジーザスのセリフ
「人類を守る傘になりたかった」
を引きずっているのだが。
キリスト教では彼は人類の罪を肩代わりして
十字架にかかったという
解釈になってるんですよね？
何でジーザスが罪人として死ぬからって
人類の罪が許される話になるのか
理解できない。
神ってそこまでの覚悟なら息子よと
情に絆されてくれるようなものなのか？
むしろ神の子を殺した罪で
人類には更なる罪が積み重なりましたが
自然な流れと思うが
これで人類助かった！の
あの画期的な解釈はどこから来るのだろう。
ひとつ思いついたのは
霊能者ものの漫画に見る（実話系）
顧客の業？を背負ってしまう現象だが
（霊的現象が顧客に行かないようにはするが
霊にはそれなりの処理をするが
霊能者さんの体に影響が残る）
ジーザスもそういう背負い方をして、
結果積もったもののために
短命というか運が悪くなったのかなと。
そう思うと他人のリトリーバルなんか
やって大丈夫か？と思うが
結局自分と関連あるターゲットに
連れていかれてる感じはあるので
ヘルパーがちゃんと配慮した選定を
やってくれてるのでしょうかね？？？
緩和休題。
人を助けるって何？と考えさせられるのは
マイキーの梵天（組織名）バージョン。
マイキーは自分の中の「黒い衝動」を恐れ
それが大好きな東京卍会メンバーに
災いを及ぼさないよう皆と袂を分かって
その結果メンバーは幸せな未来を得たが
一手に闇を集めたマイキーが
堕ちた未来はこれだ。
自業自得と言うこともできるが
マイキーの構えに問題はあったんだろうが
どうしてマイキーは両親不在で育ち
その上に肉親二人を
殺されなければならなかったのか。
皆をマイキーが守ったことを
承知しながら武道は
「でも君が幸せじゃない」と言って
マイキーをキレさせるのだが。
マイキーも助かる未来を求めて
再度タケミチが過去にタイムリープして
おそらく総決算の今回なのだが。
東卍メンバーの一人が既に殺され
タケミチも当のマイキーに殺されそうになり
すべてがうまくなんかいかないよなの現状。
タケミチが未来から戻って来なかったら
誰も殺されなかったのに。
マイキーを見ないフリしていればいい、
すべて闇はマイキーが引き受けていれば
うまくいっていたのに。
全部背負わせておけばいい、ジーザスにも。
彼の好きでやってんだから。
マイキーは実際若いし幼いし
どう追い詰めてでも
彼のプライドを折り取り弱さを認めさせ
過剰に背負っている荷を降ろし
新しい生き方を選ばせるべきだろうし
そのために起きている
物語の悲惨さとも言えるが。
（スプラッタで閲覧注意。
整い過ぎたお顔と狂気と純粋さで
大人気の春千夜くんの「王（救世主）」）
ジーザスとマイキーが一緒とは思わない。
ジーザスは多分親心で
人間たちは今まだ幼いが
育つから、今は、と命乞いをしたのだろう、
そういう一時的な重荷の負い方なら
わかるなと思うのだが、
人類はいくら頭が賢くなっても
「好きでやってんだから
あいつに背負わせておけばいい」または
「わたしはまだ赤ちゃんだもん」と言い訳し
自分の既得権を守る事だけに汲々とする
メンタリティの気がしますね。
罪人のイエスとか
娼婦のマグダラのマリアとか
持ち上げられてるんだか
堕とされてるんだか、
随分便利な扱われようと思う。
マイキーの負い方ではない
別のやり方を
タケミチくんが目指しております。
公平な。。。皆で痛み分けできる
荷の負い方はありますかね？
（絵師さまありがとう）