この日の決戦の地。
朝の西京極。
2015.10.24 西京極陸上競技場
関西学生アメフト第5節
立命館大学PANTHERS
vs
関西大学KAISERS
4戦4勝の全勝対決。
春の対戦では立命はオフェンス、ディフェンスともに力不足で7-24のまさかの完敗。
しかし、この秋の両者の戦いぶりを見ていて負けはないとは思いつつもここまでの関大の戦力温存しての勝ち方は不気味である。
負ければ優勝争いから後退。
立命4回生は全員丸刈り、下回生の主力メンバーも西山くん、近江くん、彼らも丸刈りにして気合十分。
こういうBIG game前の緊張感と高揚感は観る側にとってもたまらない。
game前のハドル
結果は、
立命 31-3 関大
立命完勝。
戦前メディアをはじめ関大優勢が伝えられていたが、自分的には贔屓目もあるかもしれないが、立命勝利しか考えていなかった。
根拠は、まず立命ラインがOL、DLともに関大ラインには負けないであろうというベースがあったから。
結果の通り、ライン戦を攻守ともに制圧した。
オフェンスの31点。
立命オフェンスがスピード、パワーで関大ディフェンスを圧倒。
ここまでリーグで唯一相手にTDを1本も許していない関大ディフェンスからTD4本を奪った。
TB西村くん、長谷川くんのランで着実に進んだが、まずこの試合はOLを評価したい。
普段なかなか注目されにくいポジションだが島野くん、遠藤くん、斎藤くん、西くん、村田くんのOL5人の勝利。
ブロッキング、パスプロともに良かった。
立命のパワーフットボールはまずライン戦に勝利することが絶対。
それが昨日のオフェンスの31点という結果をもたらせた。
OLが安定しているからランが安定して出続けた。
こうなれば立命ペース。
ある程度ランで進むだろうとは考えていたが、試合を通じて出続けるとは予想以上だった。
ランが出続けたので先制した立命にすれば、無理にバスを通していく必要もなかった。
それにしてもやはり立命TBの出来も相変わらず良かった。
この秋のTB西村くん、長谷川くんのランの安定感には驚く。
確実に進んでくれる。
関大相手でも止まらなかった西村くんはこの日も140ヤードを走り、遂にここまで5試合でTOTAL700ヤード。
16年ぶりの1000ヤードラッシャーも夢ではない。
自分の想像してた以上に凄い選手。
rtvで解説の湊さんが、久しぶりに物凄い選手が出てきたと話されていたが、まさにその通りで近年の関西学生アメフトにここまでのレベルの選手はいなかった。
ここ10年では1番かもしれない。
関係者の話を耳にしても彼に対する評価は非常に高い。
関学戦に立命のラインがどう挑むのか、久しぶりに関学相手に立命のランが出るのか、西村くんが関学ディフェンスを切り裂くのか、非常に楽しみになってきた。
また前々節からロースターに入っている1回生WRの#9渡邊くん。
今年はリターナー専属かと思いきや、関大戦に向けて温存していたようだ。
この日は初めてオフェンスチームに加わり、オープンへのランでスピード、クイックネスとポテンシャルの高さの片鱗を見せた。
リターナーとしても好リターンを見せた。
脚力、クイックネスに優れているのはわかっていたが、見ていて良い意味でプレーの動きが柔らかい。センスがいい。
簡単に言うと、運動神経がズバ抜けてるんだろう。
他のスポーツやらせても多分何でも上手くこなせるタイプ。
渡邊くん、自分の想像以上に早いデビューで今後の残りのgameでもその活躍がますます期待できる。
立命オフェンスはラインを除けば、2回生を中心に3回生、1回生で構成される若いメンバー。
まだまだ伸びるだろうし、来年、再来年が更に楽しみである。
しかし、楽しみとはいえ、現実的にはオフェンスは関大に通用しても関学にはその半分も通用しないだろう。
ランも出るとは思うが今のままではここまでは出ない。
ランをベースにパスでどう進めるのか?
QB西山くんはショートパス中心にこれでパス成功率は77%という高い数字。
ここまではバックフィールドのスピードを活かして取ってから走らせて勝負していたが、関学にスピードだけで圧倒することは難しい。
ランを出すためにパスでどう攻めるのか、
パスを出すためにランでどう攻めるのか、
関学戦に対してここをどう組み立ててくるのか楽しみにしたい。
高いレベルでの実践力、遂行力が求められる。
残された1ヶ月でどこまで精度があげ、オフェンス力を高められるのか、期待したい。
まだまだ伸びシロは十分ある。
一方のディフェンス。
まずは関大相手にTDを許さなかったことを素直に評価したい。
確かこの5年間、立命ディフェンスは関大オフェンスには1本もTDを許していない。
この日も立命DLは凄かった。
フロントをこれまでの4人から3人にしたが、関係なく、相手のOL5人を割ってQBにプレッシャーをかけ続け、QBサックは実に4回ぐらいあったように思う。
今年のDLもほんと強い。
この日もロスヤード連発で関大ランオフェンスは17回で獲得はなんとマイナス17ヤード。
多少パスで進められても精度に不安のある関大パスオフェンスがパスで進み続ける可能性は低いだろうし、ランを止めればドライブは続かないとは考えていたが、マイナスヤードは素晴らしい。
DLの破壊力だけでなく、LB、DBともに早いのも立命ディフェンスの強さ。
立命にいきなりモメンタムを持ってきた最初のインターセプト。
LB浦野くんのBIGプレーが大きかった。
ただディフェンスの弱点も露呈している。
更にカバーチームもかなり不安なままである。
関学はもちろんそこはわかっているだろうし、突いてくる。
1ヶ月で改善できるのか。
パス、ランともに関大オフェンスより2枚、3枚上手の関学オフェンスになるとちょっとしたミスも許されない。
残り1ヶ月、全身全霊をかけて打倒関学のために頑張ってもらいたい。
とにかく関学戦が楽しみである。
ロースター表を見ていると登録ポジションに動きがあったり、ロースターに入ったり入ってなかったりする選手の存在であったり、いろいろ気になる。
もちろんケガ等体調の問題もあるだろうが、コーチ陣が思惑を持って何か策を巡らしていることが想像できる。
この日アップをしているある選手の動きを見て、あの選手をどこかで使う準備をしているだろうと想像している。
たった1回しか見せることのないプレーのために日々練習を繰り返していると思う。
もちろん関学も同じ、いやそれを遥かに上回る数のプレーを周到に準備している。
今年こそはという思いを強く持たせてくれた昨日のgame。
nice gameでした。
一昨日のドラフトで巨人1位指名の立命エース桜井投手が先発。
内野スタンドで野球を観戦していると隣りで試合を終えたばかりの立命アメフト部4回生の集団の姿が現れた。
試合終えたばかりだというのにみんなスタンドに立って田辺主将自ら大きな声援で引っ張りスタンドから立命ナインを応援していた。
アメフト部4回生が野球部を応援してる姿がなんとも言えないいい光景だった。
その姿が見ていて気持ち良かった。
立命野球部は春に続き秋も優勝を決めた。
次はアメフトが優勝を決める番。





























