勝負ごと。
そこには必ず勝ち負けが存在する。
勝負とは勝ちと負けを決めること。
僕の好きな曲にこんなフレーズがあります。
the winner takes it all,the looser has to fall.
勝者は全てを手に入れ、敗者は全てを失う、そんな意味です。
勝負の世界で負けて悔しくないなんてありえない。
「負けて悔いなし」という言葉の意味が僕には理解できません。
勝ちたいから必死に戦う。
負けたくないから必死にこらえる。
勝ちたい気持ちが本当に強い者同士が戦うことによって「激闘」が生まれる。
関西アメフト史に残る激闘です。
「雨の長居」と呼ばれる試合。
2004年関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.1プレーオフ
立命vs関学
リーグ戦で立命は28-30という大熱戦の末に関学に敗れ、3連覇を逃したかに思えたが、関学が次節の京大にまさかの敗北を喫し、6勝1敗で両校が並ぶ。
そして甲子園ボウルへの出場権を賭けて行われたプレーオフ。
この試合もなんと第4Q終了時点で14対14で勝負がつかず。
そのまま延長タイブレークに突入。
激しく降りしきる雨の中で、勝者も敗者も涙した「激闘」です。
「less is more」
建築家ミースの遺した言葉。
いろいろな解釈の仕方があると思いますが、その中でも、
「素朴こそ美学」
この言い回しに共感します。
これは建築であれ、芸術であれ、fashionであれ、「創造する」「designする」という全ての行為に共通すること。
言い換えれば、「省略の美」ともいえます。
そこに込められた思いやこだわりを感じ取れるものであるならば、「カタチ」あるものはシンプルであればあるほど価値を感じます。
人それぞれ価値観は違いますが、
魅せ方はシンプルに、ただそこにいかに「らしさ」を表現できるか、
それを上手くできる人は、どんな分野であろうといわゆる「センスのある人」だと僕は思います。
「辰吉丈一郎」
たびたびblogで言葉を借りてます。
辰吉の発言には名言が多い。
世の中には口先だけの言葉が溢れてるけど、辰吉には見せかけの言葉や着飾った言葉など一切ない。
人はみな自分をよく見せようとしがち。
そんなものには何の意味もないし魅力もない。
辰吉は決して喋りが上手いわけでなく、むしろ喋るの下手だけど、彼の言葉には見栄とか体裁とか駆け引きなどなくまんまストレートな言葉。
嘘、偽りのないありのままの言葉。
言動が一致してる。
だからすごく響きます。
こんだけ人を魅了するボクサー、人間は中々でてこないと思う。
名勝負です。
1997.11.22 vsシリモンコン戦
辰吉はこの試合まで世界戦3連敗中。世間では「もう辰吉は終わった」とも囁かれ、この試合も辰吉の圧倒的不利と言われながら無類の強さを誇り負け知らずのチャンピオンを見事に倒し、3度目の世界チャンピオンに返り咲いた試合。
~辰吉丈一郎~
現在42歳。世界王者のタイトルを失ってから15年、国内で試合を行うことを一切認められておらず、そんな厳しい状況に置かれても本人は現役にこだわり、今なお引退宣言していません。
「夢のような話だ、不可能に近い話だという人がいることはわかっているけれど、それは他人がそう思うだけのこと。ボクは違った尺度や考え方を持っているからね。 」
「リング上の勝ち負けは、審判が決めること。自分で自分をあきらめたときが、本当の終わりだと思っている。あきらめなければ、チャンスは必ずやってくる。」
『大事なことは自分をあきらめないこと 。』