公認会計士業界を取り巻く現状として、11月に合格発表があったこともあり、以下、話題になっていること、まとめてみました。
<就職難>
新聞や雑誌などで何かと話題になっていますが、公認会計士試験に合格した受験生が半数近くが監査法人などに就職できていないといった現状があります。リーマンショック以降の不況と、国策による公認会計士合格者増(2008年、2009年の2年だけ?)により、今まで合格者を受け入れてきた大手監査法人が合格者を雇いきれないといった現状です。
公認会計士の資格を取得するためには、監査法人もしくは、法律で認められた一部民間企業での実務経験が必要であるため、就職難イコール、合格しても資格を取得できないという現状となってきているようです。また、以前は、資格取得に必要な年限、監査法人に勤めたあと、退職して独立するという方も多かったようですが、最近は、安定志向?か、監査法人に残る方々も多いとのことで、問題になっているようです。
また、合格後、公認会計士協会で研修があるのですが、監査法人以外の一般事業会社での就職だと、研修費用の自己負担であったり、早い時間からの研修に参加できない(事情がわかってもらえなかったり、途中で抜けづらいなど)など、さまざま弊害もあるようです。
<財務会計士>
現在、検討中とのことですが、2013年以降、公認会計士資格を取得するまでの中間資格として、財務会計士なる資格の導入が検討されているとのこと。これは、会計士試験合格者が就職できない現状などが起因しているようですが、現場では、中途半端との声も多く、まだ実現されるかどうかわからないといった現状とのこと。現在の制度より、実務経験の期間が長かったり、ステップが増えるとのことで、今のうちに取っておくのが吉かな?といわれていますね。
参考:公認会計士新試験制度
<短期、若年合格者の話題>
試験が簡単になったのか?どうかはわかりませんが、短期合格者や若年合格者の話題が目白押しですね。最年少の16歳の方は、通信制の高校に通って、会計の勉強をされて合格したとのこと。また、プロバスケットボール選手も話題になっていましたね。