イーフェンバッカル錠使ってみた #疼痛緩和 #麻薬 | ★★お薬づけ★★

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どもどもこんちわ。
今日はお薬の話です。

9/26に販売になった、
口腔粘膜吸収製剤の突出痛レスキュー医療用麻薬の
"イーフェンバッカル錠"について勉強してきました。

▼ガンの痛みの種類と、その対処


ガンは体に痛みをもたらすことは有名ですが、
この痛みを抑える薬が世の中にはいくつかあります。

ガンの痛みは、持続的に続くものとある時急に痛みが出るものに分類できます。

持続的な痛みは、ほぼ一定なので毎日定期的な薬の服用で改善できます。
厄介なのは急に訪れる突出痛。
これは予想ができないので、症状が出た時にすぐ効果の発揮できる薬で痛みを和らげなければなりません。

この時に使用する薬剤のことをレスキューと呼びます。


この突出痛は、
3分ほどでピークに達し1時間ほど続くことが多いようです。

ですので、
レスキューは、素早く血中濃度が上がり突出痛が続く時間だけ効いているのが理想です。
(痛みがない時点での過量投与は副作用発現に対して、対処すべき痛みがない点でメリットがない)

ですが現在、日本で販売されているレスキューは上記の意味ではまだまだ不十分です。
日本でレスキューとして用いられている速放性経口薬は、まだまだ効果発現が遅く、持続時間が長いとされていました。


そこで販売されたのは、口腔粘膜吸収性のレスキュー製剤"イーフェン"です。

▼イーフェンの服用方法

イーフェンは飲む薬ではありません。(注意)
上顎の歯茎と頬肉の間に挟むことで、口の粘膜から吸収されます。

コレって坐薬とかと一緒で、
飲み薬とは違う経路で薬剤を吸収させることで素早く効率よく作用するように設計されているのす。


押し出す錠剤ではないので、
シートをめくって中身を取り出しましょう。
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現在、口の中でイーフェンが溶けていってます。笑
製剤見本(薬効成分のない見本)を実験的に口に含んでます。
うっすらと塩味のようなものが伝わってきます。
それほど違和感もなく溶けていきますね。


さて、
この製剤は面白い特徴で即効性を実現しているようです。
イーフェンの薬効成分はphによって吸収しやすい状態への変化をします。
その特徴を使って、口腔内でのph変化を起こして吸収される設計がされました。



ポイントは炭酸ガスです。


錠剤の中に唾液と反応して炭酸ガスが発生する成分が入っています。
この炭酸ガスが口腔内のphを変えます。
その時有効成分が錠剤の周りに溢れ出します。
そのあとに炭酸ガスが消えて行く過程でphが変化し、溢れ出た有効成分が吸収されやすい形に変化し口腔内から吸収されるのです。


うーん、
確かに錠剤がしゅわしゅわしてますね。(違和感はない程度)



この薬を連続して使う場合は、
1日4回まで、
間隔は4時間あける必要があります。

ただし、
30分経っても痛みが軽減されない場合は、もう一度追加可能です。
必ず追加した場合は医師に連絡しましょう。
次回の痛みから使い方を変えなくてはいけない場合があります。

▼考察

と、
いろいろ書きましたが、
やはりガン疼痛は辛いものなので少しでも和らぐために、こういったお薬が世の中に出てくるのはいいことですね。

いろいろな製剤があれば、対応の幅が広がりますし救われる患者さんも多くなると思います。

んで、
この薬については口腔内のphが薬剤の効き目に関わるということなので、
何かの食事あとだったり口腔内環境が正常でない場合は効き目が不十分であることが考えられます。


※メーカーに確認したところ、ph調節作用があり、影響は少ないということ。(おそらく炭酸イオンが緩衝剤的な役割をするのだと思う)

その視点も正しい薬剤使用のためには気をつけるところかもしれません。



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