8月からの講座の資料を作っている。

 

 

内容はともかく体裁に関しては味もそっけもなく、なんも面白くない。

 

 

だってそういうことするスキルがないんやから(開き直り)w。

 

 

一応、内容が固まってきてもうほとんど動かさないとなれば、体裁整えてもらうのに外注してみるつもり。

(「お手伝いしますよ~」と言ってくれてる人がいるし♡アリガト)

 

 

私の数秘術のベースには、当然私の価値観や世界観がある。

 

 

今日の受講者さんは、年も同じで初めてのセッション以降何度も何度も顔を合わせていて(それだけお申込みを継続してくれている)気心が知れている方。ラブ♡

 

 

その方と今日は講座の内容から少し外れて「なんでも聞いて」の回みたいなことをした。

 

 

占いに対する私のスタンスであるとか、私が考えるスピの世界観であるとか、そういうことを話した。

 

 

「こういうことが聞きたかったし、聞けてすごく楽しかったです!」と仰っていただき、私もとても楽しかった。

 

 

で、こういうことは講座の資料の中にはなかなか組み込めない。

 

 

どうしても講座の資料は「万人向け」に作るから。

 

 

だからホントは割り切って、資料そのものは全然面白くなくてもいいかなとも思ってる。

 

 

それは目次みたいなもので、内容については受講者さんに合わせて口頭で変えていくような講座でもいいかな、と。

 

 

実際、今もそれに近い形ではあるんやけども。

 

 

ものすごくぶっちゃけると、さほど関係性も築けておらず「なんで申し込んでくれたんかな?」という雰囲気の方(リアクション薄い)の講座では、資料通りのさして面白みのない内容のまま終わっていくこともある。

 

 

教える私のスキルの問題であろうけども、受講者さんとの相性がいいときの講座とそうでないときでは多分ものすごく面白さに差があると思う。

 

 

まぁある程度それはしゃあないよ、人間だもの、なんて思ってるw

 

 

今はセッションと講座のどちらが楽しいかと言われれば迷わず講座なわけで、ゆくゆくはセッションのボリュームは減っていくやろうとも思ってる。

 

 

これはまぁまだちょっと遠い未来のことではあろうけども、どこかの時点で自分の知っている数秘に関するすべてを、知りたいと言ってくれる方々に伝え終わったら、数秘の世界から卒業するかもねという予感はある。

 

 

結構セッションの回数をこなせてきた最近では、時々終わった後に「やれやれ」と思う頻度も上がってきてる気がするし(パイが増えれば当然やけど)。

 

 

今後はその「やれやれ」な感じを減らすためにも、今よりもっと間口を狭めることも考えてる。

 

 

経験値が上がると個人対応(セッション)とかはしなくなる方も多いけれども、気持ちはよくわかる。

 

 

私も将来的には個人セッションはリピーターさんだけにして、講座などの自分が楽しめることに軸足を移していきたいと思ってる。

 

 

ま、結構遠い未来の話かもしれんけどもw

 

 

ほら、自分が数秘5であることの自覚が強いもんやからさ、ずっと同じことしてる像が浮かばんわけでww

 

 

でもまだまだセッションも必要としてくれる方がいるうちは続けるよ~

 

 

セッションも講座も9月の予定はもうすぐアップするから待っててね。

 

 

なので今後ともよろしくおねがいします!

自分が占い稼業というものをやってみて思うのは、やはりこの仕事には向き不向きがあるのではないか、ということ。

 

 

のっけからぶっちゃけると、「人を救いたい」という動機で続けられる人はごくわずかじゃないかと思う(多分ほぼおらん)。

 

 

スピ的というよりはもういっそ現実問題として、人の相談事ばかり聞くのは疲れるのよ。

 

 

内心で「知らんがな」「自分次第やがな」という場面も多いし、こってりずっしりとした不幸話や苦労話を聞かされて自分も引きずってしまうことなんてざらにあると思う。

 

 

数秘で言えば2とか6とか9とかは、一見占い師に向いてそうやけども、個人的にはそういう共感系の数字の人はしんどいやろと思う。

 

 

むしろ私のような5や3あたりの「知らんがな」系の数字の方が、続けられるのかもしれんね。

 

 

あと1とか8とか場合によっては11あたりの、わかった気になって「答えを言いたくなる」系もどうやろか、と思う。

 

 

占い師が答えを言うということは、その答えに責任が生じるということ。

 

 

私のセッションは「コーチングっぽい」と言われることもちょいちょいあるけど、それはきっと「依頼者さんの中にある答えを一緒に探す」スタンスのせいかなと思ってる。

 

 

私自身が「こうですよ」と答えを提示することはない。

 

 

結局、「答えは本人の中にしかない」というのはある角度から見たときの真理であると同時に、「こっちは答えは知らんし見つけるのはあなた自身やで」という責任所在についての線引きでもある。

 

 

占い師のスキルってさ、占術の知識だけでなく、こういう依頼者さんとの距離感であるとか、どれだけ客観視できるかみたいなのも大事やろなと思うんよ。

 

 

占い師になりたいと思う人はそのあたりもちょっと心に留めておかれるといいかもよ~

セッションなどでお話していて、「そんなとこにピンポイントで特徴が出るのか!」と思うことがある。

 

 

そういうピンポイントの具体的な現象を知ることが出来るのが、私にはすごい喜びなんよ。

 

 

たとえば過去数=前世の話からの読み解きで、とある依頼者さんに「多分、前世では家と職場がくっついてるとか同じとかですごく狭い範囲で暮らしてたんちゃいますかね~」なんて読み解きをしたら、ものすごい笑ってはって。

 

 

「私、昔からなぜか家の近所で働くのが絶対にイヤで遠くにばかり働きに行ってたんですよ!」って。

 

 

「それって前世がそうだったから今回はもうイヤなんだとわかったら面白くて!」と仰ってたん。

 

 

ほかにもつい最近の話では、基本数11の娘さんに関してのお話で、

 

 

「努力で何かするというよりは、人の考えが読めるところがあるしコツや要領を掴むのがうまい」という話の流れから、

 

 

「うちの娘、学校のテストのときに全然勉強しないのに成績はまぁまぁよくて。本人にきいたら『この出題者はどういう意図でこの問題を考えたのか想像したら答えがわかる』なんて言ってました」

 

 

なんてエピソードが出て来たり。

 

 

私は数秘術での数字のキーワードが現実の生活に落とし込まれた時どうなるか?にものすごく興味があるので、セッションなどでこういう具体例を聞かせてもらえるのが本当にありがたいのよ。

 

 

自分でいうのもアレやけど、多分こういう小さな現実的具体例が私の中で積み重なってるから、単なるキーワードではなく立体的に数字の話ができるんちゃうかな、と思ってる。

 

 

もちろんまだまだ勉強中の身ではあるけれども、数字の読み解きに関してはあまり「わからない(全く答えが浮かばない)」ということはなくなってきてる。

 

 

大抵の場合、少なくとも「推論」は述べることが出来る。

 

 

この「推論」というのは、何かしらの文献とかの根拠はないけども、という意味ね。

 

 

「私の数字の理解ではこんな感じ」という個人的見解は、さほど考えなくても説明できる感じ。

 

 

コツコツが苦手で何事も継続しにくかった私にとっては、ここまでの域に来れることは過去にあまりなかったから結構嬉しいことなのよ。

 

 

嬉しいから余計学ぶことが楽しいという善き循環である。

 

 

数秘ってほんまに面白いのよ!