高校の卓球部の新歓イベントに参加したくないS01-08のつづき。
現在の凸凹高校の卓球部は「ブラック部活」から「ホワイトで軟派なサークル」に変わっていた。
女子がおしゃれな携帯扇風機を持ち込んで、自分が打たないときは地べたに座って涼んでいた。
(オレが高校生の時代:卓球道具とタオル以外持ち込み禁止。座ったら怒鳴られる。壁によりかかってても駄目。)
男子・女子でキャッキャウフフと会話して盛り上がっていた。
(オレが高校生の時代:私語厳禁)
誰も球拾いをやらない。一部、真面目そうな女子が一人で拾っていた。
(オレが高校生の時代:1年生は必ず球拾い。上級生も少しは拾う。)
基本練習はやらない。試合中心。
(オレが高校生の時代:1年生は永遠に素振りをやらされる。基本練習ばかり。試合はほとんどやらない。)
強豪校でもない限り、今の時代は部活でストイックなことをやっても、誰もついてこないのであろう。
オレが10代の頃は、日本全国がブラックな社会だった。
会社でも学校でも、セクハラ、パワハラが横行していた。
だから、厳しいことを言われても「そんなもんだな」程度にしか思わなかった。
社会全体が変わったのだろう。
現役生はこんなヌルい感じなんで、AM先輩とTB先輩は試合で無双状態だった。
つづく。