究極の慈愛” ねむの木の子守歌。 | ルチアーナの音楽時評・アラカルト。

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40年以上に及ぶ音楽家としての筆者の活動と
その経験から得た感動や自らの価値観に基づき
広く芸術、エンターテイメント等に独自の論評を
加えて参ります。現在小説 愛のセレナーデと、
クロス小説 ミューズの声を随時掲載中です。
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皇后陛下が かつて ご勉学に励まれておられた若き学生時代に お作りになられた 美しく慈愛に満ちた 天上の御作詞 、山本正美女史によって御歌となったこの 静けさと気品に溢れた 極上の子守歌は 芸術的にも大変優れた 史上稀なる御歌である。今上天皇陛下をお支えになられて幾年月、皇后様のお気持ちは普遍の愛に満ちて居られる。この御歌こそ、その思いの原点とも言うべき至宝である。心静かに 優しい気持ちで耳を傾けて頂きたい。