安部内閣による【報道の自由】に対する介入を懸念する声が今まさに世界的広がりを見せている。デイビッド・ケイ米カリフォルニア大学教授『特別報告者』を筆頭に先に我が国を訪れた国連人権理事会による【表現の自由に関する特別調査団】は特別報告者たるケイ教授の会見での発言を統一的見解として我が国の【報道・表現・言論の自由】と言う正に民主主義の根幹に関わる問題に現状として将来に向かって誠に憂慮すべき兆候が垣間見られる事態が進行している旨、警鐘を鳴らさざるを得ないとしているのだ。それはこの分野における我が国の格付けを世界基準に照らし70位以下と断じた事でもその危惧が現実的な問題として国際的に注視されている事の証しである事に他ならない。総務大臣・高市早苗がメディア報道の内容如何によっては制裁として電波停止も辞さない等と明らさまな報道規制・言論弾圧を行う事を示唆している現状をも鑑みればまさにこれは現安部内閣が民主主義を否定し自らの失政を覆い隠しその批判は決して許さないと言う独裁政治への道をひた走る恐るべき姿勢をあえて隠そうともせず、ジワジワと国民の首を締め付けにかかっているその現状を指し示すまぎれも無い証拠であり実証であるのだ。昨年の戦争法強行裁決そして施行、一昨年の秘密保護法のこれも又強行制定と、これら一連の恐怖政治への流れは自民党・安部内閣の解釈改憲の暴挙に続く憲法の名文改悪をも今や公然の方向として突き進む大いなる手段として示されているものであり我々はこうした方向性を断じて見過ごす訳にはいかない。大規模災害対策を口実に【緊急事態条項】を憲法改悪に潜り込ませ9条の改悪と合わせて日本の再軍備化と基本的人権の制限を目論む【恐怖の計画】は最早【公然の秘密】として隠しようが無い【公然の事実】となりつつある。そして行き着く先には何が待っているのか!。メディアの中立・公平性は完全に崩壊し秘密保護法は我々の日常生活にまで侵食し国民の目・口・耳は塞がれ戦前戦中のあの忌わしい体制翼賛・国家総動員の世の中の再来となる事、明白である。自由社会の基盤は完全に崩壊し、自由主義者、社会主義者、共産主義者、宗教家etc、進歩的思想はことごとく弾圧されそれを標榜する者は全て国家の敵、非国民としてその生命さえ脅かされる。【かつて歩んだあの暗黒の道】を又しても我々国民は国策として再び歩まされる事となる。安倍晋三が思い描く【日本型ファシズムの影】はいつしか国民一人一人にヒタヒタとナメクジの様に忍び寄り、気が付いた時には【時既に遅く】最悪の事態を招く事となってしまう。【決して大袈裟】な話ではない!。日本は今、深刻な【自由社会の危機】に瀕しているのだ。【国連監視団の指摘と憂慮】は危うさを帯びた我が国の【報道の自由】に対する単なる警鐘にとどまらず、戦後我々が平和憲法の下、打ち立てた平和・自由・民主主義への危機を憂うべき事として世界へ発信したものだ。我々はその事をゆめゆめ、軽視してはならない!。
(ルチアーナ筆。)
★安倍晋三はこの憲法改悪を
自身の任期中に成し遂げたいと
欲している。そして
今永田町でささやかれて
いる事が顕著にそれを物語る。
即ちそれが【ポスト安部は安部】
と言う事である。
しかし、それは
我々国民に取って…いや
日本の民主主義に取って
最悪の選択と言うべき事
である。