訳が分からぬ…!。 | ルチアーナの音楽時評・アラカルト。

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40年以上に及ぶ音楽家としての筆者の活動と
その経験から得た感動や自らの価値観に基づき
広く芸術、エンターテイメント等に独自の論評を
加えて参ります。現在小説 愛のセレナーデと、
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週刊誌・新聞はもとより昨今当然と言えば当然だが今夏の参院選の各党獲得議席予想が甚だしく報じられている。衆参同日選挙の実施も既定路線の如く語られ安倍内閣の【憲政の常道】を著しく逸した政局三昧がまかり通ろうとしているのだ。しかし、そうした中、実に解せないのが各報道機関からの情報から見て取れる世論動向のあり様だ。各社各様、さまざまな調査結果を統合して開示しているのだとは思うが、それにしてもそこに見える今の政治行政の現状に対する国民的認識或は感情がどうして、この様な結論・結果に結び付くのかが私にはさっぱり訳が分からないのである。その典型が今夏の参院選での投票行動に付いての調査における結果に如実に表れている。【貴方は今参院選が行われた場合、比例代表選でどの政党に投票しますか?】と言う
設問に対して何んと驚くなかれ40%近くにも上る有権者がその入票先を【自民党】と答えているのだ。これには私も些か唖然として一瞬言葉を失った。事実上アベノミクスは破綻をきたし我が国の経済状況は益々悪化の路をたどり、戦争法の施行により平和国家としての基盤は蔑ろにされ、立憲主義の破壊、緊急事態条項を明文改憲の軸に据え同時に自衛隊の改編、日本軍の創設とおおよそ民主主義とは決して相容れない危険極まる暴政を思考する安倍内閣の政治姿勢を我が国の有権者の4割が【是】とするのか!。喫緊の国会審議の経緯も又、TPPの交渉経過を一切詳らかにする事を拒み農政・雇用・医療・流通・食の安全etc国民の命と暮らしの問題を全てアメリカを中心とする外資に委ね、売り渡そうとしているこの悪しき協定を無条件で国民に押し付ける事でアメリカのご機嫌取りを図ろうとしている訳であり、それでも尚且つ有権者の選択の大勢が自民党だと言うのは余りに事の重大さを認識せずに物事を思考してしまう言葉は悪いが【近視眼的】判断だとしか言い様がないと私は思うのだ。こうした国民・有権者の呆れる程の不勉強が益々自民党を調子付かせやりたい放題の【暴走政治】に拍車をかける現況を作り出すのであり事は誠に恐ろしい方向へと真っしぐらに進んでいる要因なのだ。本質を注視する事、政治行政の今をしかと見据えて自らの生活と将来的展望を想起し現状を変える努力、即ち国民が自らの手によって【稀代の悪政】【安倍暴走政治】に終止符を打ち新たに【立憲主義】に基づく明るい未来を、日本を築く気概を示さなくては、そう遠くない時期に必ずこの国に【安倍独裁政治】が芽生えファシズムの嵐が吹きづさむ事となってしまう。そうなれば最早手遅れである。国民の命と暮らし、平和・自由・民主主義を何が何んでも守り抜く。それこそが今求められる最も重要な【政治理念】である。…っとするならば自民党への一票はその間逆を行く選択になる事は明らかだ。私は国民はもっと【賢明な判断】が出来るものと確信している。どの角度から見ても今の安倍自民党は危険である。そしてその陰には究極的には自らの信仰しか認めない巨大宗教集団のかいらい政党、公明党がその勢力拡大にうごめいている。全てがこれ【政治的恐怖】の連鎖を物語る。国民各位においては今こそ目を覚まして頂きたい!。今夏の参院選は自公を喜ばす為の選挙ではないのだと言う事を!。【自民党に天罰を!、公明党に仏罰を!。】の選挙にしなくてならないのだと言う事を…!。しかと受け止めて頂きたい。そうする事がまさに明日の日本、未来を切り開く架け橋を築く第一歩となる。そう信じて止まないところだ!。
(ルチアーナ筆。)
☆4/12告示の北海道5区、京都3区
各々の衆院補欠選挙の結果も
大変重要な意味を有する。
【野党共闘】が歴史的勝利を
飾れるか、又自公に名を成さしめる
結果となるのか!。
まさに注視の的である。