空恐ろしい言動”。 | ルチアーナの音楽時評・アラカルト。

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その経験から得た感動や自らの価値観に基づき
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宜野湾市長選の結果を受けて安倍晋三も事のほか上機嫌な様で彼の【腰ぎんちゃく】菅官房長官などは早速定例会見で沖縄県民を口を極めて罵った。【オール沖縄と言うものが如何に実態のないものであるか。それが今回の選挙でハッキリした。我々は米軍基地の辺野古移設を既定通り進めて行く。】…っと!どうだろう!このあり様は…!。この言動に見て取れる様に又、私が指摘するまでもなく、この選挙結果はやはり【安倍暴走政治】の火にまさに大量の油を注ぎ込む結果となってしまったのだ。しかし事の次第を冷静に分析すると確実に分かる事がある。それは主に出口調査で明らかなのだが現職市長に投票したと言う有権者のおよそ3割強が調査の結果、普天間の基地移設場所として辺野古を選択肢として考えてはいないと言う事実なのである。私としては、それでも尚、何故辺野古移設賛成の現職候補に投票したのかと言う疑問は大いに残るのだが…!まぁ~しかしそれはこの際百歩譲って、この調査結果は現職当選と言う事実とは相反する別の民意が確実に存在している事の明らかな証拠なのである。ご承知の通り【オール沖縄】は一昨年暮れの総選挙において完全勝利を飾り、沖縄には今小選挙区選出の自民党衆議院議員は1名もいないのが現実だ。知事選においても然り。結果は【言わずもがな】である。そうした経緯の中危機感を持った自民・公明が今般の宜野湾市長選で大規模な組織選を展開、大規模開発の【甘い汁】を餌に選挙民をマインドコントロールしたのがこの残念極まる結果を招いた事の本質であるのは明らかだ。ただこの結果は今まで宜野湾市長であった人間が又、再びその椅子に戻ったと言う事に結果的には過ぎず【環境破壊と基地被害】を増大温存させる沖縄県民・住民無視の【普天間基地.辺野古移設計画】が白紙委任状を得たなどと言う事には断じてならない。この事ははっきりしておかなくてはなるまい。諸兄もつくづくお分かりだろう!。ただ一つの選挙結果を持ってして多年に渡る沖縄県民の【筆舌に尽くしがたい苦しみ】に思いを馳せる事もなく【オール沖縄など実態がない!】などと豪語し強権を持ってアメリカの手先となり軍事基地の新設をあくまでも【ゴリ押し】する安倍内閣の【民主主義破壊の暴挙】をそしてその【忠実な宣伝マン】である菅官房長官の【空恐ろしい言動】降圧的で人を人とも思わぬ【悪行的言動】と言っても過言ではなかろう。【類は友を呼ぶ】とはよく言ったものだ。【安倍】と言うファシストには同類の【菅】と言うファシスト、おまけに【橋下】と言うファシストまで【お手て繋いで】ご登場と言う事だ。こんな邪悪なトリオがかつてドイツにもいた。ヒトラー、ゲッペルス、ヒムラー。【身の毛もよだつ】ナチスの巨塔である。しかし、かえすがえすも、この様な選挙結果にならしめた宜野湾市民の責任は失礼ながら甚だ大きいと言わざるを得まい。【普天間の危険除去】は喫緊の課題、固定化は許されない!。だがだからと言ってそのツケを同胞の辺野古住民へ押し付けて良い訳があるまい!。【そんな事は考えていない!】っと言った所で選挙結果がそう言ってしまっている。私は【菅官房長官の会見】から垣間見た【安倍内閣の恐ろしい手口】が早晩かの地にその【魔手】を伸ばす日も近いと憂慮している。…がおいそれとそれを許す程【オール沖縄】の力は弱くはない事も確か!。きっと【目に物見せて】くれる事を期待もしている。いずれにしても【安倍暴走政治】の恐ろしさは今夏の参院選の結果如何によって如実に我々の前にあらわとなるだろう。安倍晋三に【憲法改悪】の扉を開く鍵を渡しては断じてならない!。あえて申し上げる!【沖縄県民は挙って、かの戦禍を胸に唯一の地上戦の犠牲となった同胞を思い、今回の宜野湾市長選の悪しき結果を払拭する為の正義の行動を、正義の一票を今度こそ投じて頂きたい!】沖縄の心を全国に轟かせ安倍晋三の【邪悪な計画】を必ずや打ち破り、平和国家・日本の新たな構築の為、手を携えて共に歩んで行きたいものと私は心から祈念しているところだ。
(ルチアーナ筆。)