アメリカに来て一番怖かったことの続き(アメリカで免許を取得するまでのシリーズ)です。
前回 "Road Rage" を経験し、運転する気力が全くなくなりました。ただ、せっかくまだチャンスがあるんだしこのまま諦めてはいけない、と恐る恐る運転を再開しました。
1回目の路上試験では自転車レーンを走り一発不合格になりましたが、その周辺の道路を何度も走り、とにかく同じミスをしない、そしてDMV周りの道路に慣れようと必死でした。
自動車教習も、その後2~3回(同じ会社のもの)を受けました。先生は前回と違う先生(女性の教官)のこともありました。前回の不合格だった採点用紙を見せながら、今後同じミスをしないよう指導してくれました。
十分に練習をしたと思った後に、いよいよ2回目の路上試験を受けました。
前回と同様、DMV周りの道路を走っていきます。一発不合格のような気配もなく、1回目の試験よりも長めに道路を走ったので、今回はうまくいったのかな?と心の中で思っていました。
その後DMVに戻ってきたのですが、教官に「今回は不合格です」と言われました。
なぜ不合格になったのか分からなかったので、「なぜですか?」と聞くと、
「赤信号で右折する場面があったけれど、そこで長い間躊躇していました。後ろに車が待っていたので、交通の流れを妨げていました。」
とのことでした。
ちなみに、カリフォルニアでは信号が赤でも右折が可能です。車がきているか確認して、いなかったらスムーズに右折しなければいけません。
私はこの説明を聞いてもしっくりきませんでした。その場面を思い出しても交通の流れを妨げていたとは思えなかったのです。ただ、教官から見たら、おそらく赤信号のところでもっと素早く右折すべきだったのでしょう。
1回目の路上試験は不合格の理由が明らかだったものの、2回目は腑に落ちないまま、DMVを去って行きました。恐怖を克服し、十分に練習したと思ったので、またしばらく落ち込みました。。。。
残されたチャンスはあと一回。
今度こそ絶対に合格したいと思い、まずやったことは自動車教習の変更でした。この後日本人の教官による路上教習を受けることにしました。