初めての路上試験・・その結果は?の続きになります。ちなみにこのシリーズは免許を取得するまで続く予定です。長い道のりですが、少しでもお役に立てば幸いです。

 

** 日本は本日エイプリルフールのようですが、これは本当にあった話です(笑)**

 

前回あっけなく路上試験に落ちた後、DMV周りの道にもっと慣れるために、練習を重ねていました。ある日、とても怖かったある出来事が起こります。この出来事は、今のところアメリカに来て怖かった出来事ナンバーワンです。

 

今まで通り路上を走っていました。当時の彼氏(今の旦那)の車を運転しており、隣には彼が座っていました。普通に走っていると、なぜか

 

「バンッ、バンッ」

 

っという音が聞こえてきます。後ろの車(大きいトラック)が私の運転している車にぶつかってきているようでした。

 

「まさかそんなことはないだろう・・・」と思っていたのですが、本当にドンドンぶつかってきます。

 

「?!?!?!?!」

 

何ごとか?!?!と思ったら、その次にはすごい叫び声が聞こえてきました

 

"F*** You!!!  I'll kill you!!!!! " (何してるんだ、殺すぞ!!!)

 

何が何だか分からずとにかく信号が赤になったので止まりました。気が動転してどうしていいか分からない私・・・彼は車が大丈夫か確認するために、車を降りて後ろをチェックしに行ったのですが、この瞬間、本気で彼が後ろの怒っているおじさんに銃で殺されるかと思いました。

 

もうダメだと思った瞬間、何もなかったのですが、とにかくそのおじさんはひたすら怒りながら叫び続けていました。

 

そのまま私は右折して違う方向に行くことに。そのまま硬直状態で動けなくなり、泣き出し運転を代わってもらいました。

 

とにかく、これは怖かったですね・・・・。本当に心臓が止まりそうになる、というのはこのことかと・・・。

 

後から聞いてみると、これは"Road Rage"と言われて、「ドライバーが車の運転中に腹を立てて、過激な報復行動を取ること」(ウィキペディア一部抜粋)といった意味のようです。友人によると、アメリカでは起こることだけれど、私の住んでいるサウスベイで起こるのは珍しいことみたいです。

 

なぜこのようなことが起きたか考えてみたのですが、多分、私の運転するスピードが遅めだったのが原因かと思います。ただ、DMVの試験のためにスピード制限をなるべく超えないように練習していたのですが、普通に考えたら遅かったということでしょうか。しかし、このようなことが起こるほど遅すぎたわけではないと思います。

 

この出来事が起きた日は落ち込みました・・・今考えてみると一つのネタなのですが。この後お気に入りの日本料理のレストランに行っても気が晴れず、泣き寝入りしました。とにかく怖くて、もう運転をするのをやめようかとも思いました。

 

この出来事は、明らかに私の運転嫌いの原因の一つなのですが、ここで免許を諦めるわけにもいかず、数週間後に運転を再開することにしました。