ちょっとしたお祝いの会合がありましたので、今宵の夕食を北新地にある名店、日本料理 湯木 本店 さんでいただくことにしました。
日本料理 湯木 さんと言えば、吉兆創業者の祖父想いを継承すべく誕生したお店だそうです。
新地では複数のお店を展開されていますが、初訪でいきなりの本店訪問となりました。
湯木さんは新地での名店でもあり、夜の懐石は12,000円~と言うことで、一見敷居は高そうんも思えますが、行ってみて艶やかなお料理は素晴らしかったです。
お料理の一部
お店の場所は新地本通りの中央よりやや東側、 ダーリンビルディングの1F奥にあって、落ち着いた佇まいと暖簾が目印になっています。北新地駅から11-43出口を地上に出て2~3分でお店に着くので、便利ですね。
カウンターもありますし個室での接待や会食でも、どちらでも使い勝手が良さそうです。
今回は、お店の奥にある、翁と孔雀の間を用意いただきました。
モダンでシックながら、落ち着いたお部屋はテーブル席で、気軽にお料理を堪能することが出来ます。
4月後半の訪問でしたので、こんな感じで春から初夏を感じさせる瑞々しいお料理&お酒をいただきました。
本格懐石コース 寿 16,000円(税・サ別)
前菜
御椀物
造里
焼物
焚合
進肴
御飯物
香の物
デザート
前菜
初夏をイメージして作られているそうです。鴨もありホタルイカもあり、春野菜もたっぷり使われている前菜は見た目も美しいですね。
ちまきのような笹状の中は、押し鮨でした。
前菜
御椀物
にゅうめんです。こちらは大きな鯛が入っており、炙った鯛の芳ばしさとお出汁の奥ゆかしさが素晴らしいです。にゅうめんと侮ってしまってゴメンナサイ。。。
御椀物
造里
雲丹あり生白子あり赤貝ありと季節感溢れる、新鮮なお刺身の数々を堪能しました。
このあたりですでにビール→日本酒に切り替えですね!
造里
ここで祝いの席と言うことで番外編の御赤飯がやって来ました。
器は松ぼっくり、器の下は松の葉と縁起も見た目もステキなひと品です。
添えられている(それにしては大きい)からすみが日本酒の世界へ誘(いざな)いますね!
御赤飯と唐墨
焼物
ステーキです。
日本料理店とは思えない肉の焼き加減でジューシーなお肉はどんどん食べれるひと品ですね。アスパラの穂先の焼き具合も絶妙でした!
焼物
焚合
うなぎとそら豆です。
やわらかい鰻と、見た目の鮮やかなそら豆は目でも食感でも季節を味わえます。
椀物
進肴
稚鮎の天ぷらで、まるで泳いでいるかのような姿で提供されます。
ほろ苦さがお酒のススム味ですね。
進肴
御飯物・香の物
すでに大満足&大満腹なのですが、ここで廊下からステキな匂いが漂ってきました。
土鍋と共にやってきたのは、たけのこご飯です。
朝掘りのやわらかい筍を鶏スープで炊きあげているそうで、土鍋の蓋を開けた瞬間、あっさりしっかりした芳醇な薫りが部屋中に充満しました。
御飯物
香の物
今が旬の筍ご飯
デザート
デザートまでキッチリとこだわっていらっしゃいます。
見た目も盛り付けもすてきで、甘すぎない〆がいいですね。
今回お酒もいろいろいただきました。
ビール(瓶)もありますし、何と言ってもお料理に合わせた日本酒をお店の方がチョイスしていただけるので安心です!
日本酒
コースというか、懐石の流れのなかでいろんなこころ配りがありました。
お迎えの書と一献の盃
自家製のお豆腐は器とお料理が一体化しています。少し離れるとどこがお料理なのか本当に分からないくらい芸術的な「作品」です。
日本料理 湯木さんには、なかなか訪問する機会が無かったのですが、ステキなお店を訪問出来て感謝です。美味しいお料理とスタッフのみなさま、気のおけない仲間たちには、なにものにも代えがたいですね。
北新地 湯木 本店
公式ページ http://www.kitashinchiyuki.com/
ぐるなび http://r.gnavi.co.jp/5hkw03e70000/
食べログ http://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27061319/