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皆さん、本日の心の天気はいかがですか?
心理カウンセラーの青柳雅也です(^^
このブログで、心理カウンセリングや心理学を身近に!
さて、今回は「不安定」について。
皆さんは、安定感ありますか?
精神的安定って欲しい状態ですよね。
心というのは、
安定していることもあれば、不安定にあることもあります。
安定していれば、色々なものごとが見えたり、
感謝出来たり、許すことが出来たりします。
不安定になると、色々なものごとが見えなくなり、
不満ばかり溜まって、許せない気持ちになります。
先日、映画『ボディビルダー』を見ました。
美しい肉体を造り上げ、雑誌の表紙を飾るという夢に憑りつかれた主人公キリアン。
過酷なトレーニングと食事制限で自らを極限まで追い込み、いつしか肉体も精神も蝕まれます。
何かに憧れたり、何かを追い求める姿は、
場合によっては、サクセスストリートして人を感動させたり、
とても美しいストーリーとなります。
しかし、この映画を見ていると、
ずっとずっと不安で、ハラハラした気持ちが止みません。
それを感じさせるのは何か?主人公キリアンを考えてみました。
①承認欲求の暴走と未成熟なアイデンティティの脆さ
主人公キリアンは、自分の人生を憎み、
「強くなれば愛されるはず」「筋肉さえあれば有名になれる」
という承認欲求に取り憑かれています。
人間はコントロールが効きやすいものに"依存"します。
「筋肉」や「他者からの評価」のみに自己の存在価値を置きすぎることで、
理想通りにいかなかった際に、心が脆く崩れ去るという人間の弱さを学べます。
②極端さと社会生活のバランスの大切さ
ボディビルという競技は、厳密な食事管理と過酷なトレーニングが求められます。
しかし、それが生活のすべてを支配してしまうと、
周囲とのコミュニケーションに歪みが生じます。
ひとつのことに打ち込む情熱は尊いものです。
しかし、客観性を失い自己中心的な行動に発展してしまう「執着の危険性」を痛感します。
何かに特化し過ぎると、常識や道徳を欠如してしまうのです。
③孤独の危険性とメンタルケアの重要性
主人公は誰にも心を開けず、親を早くに亡くし友達や恋人もいません。
日々の不満や過去のトラウマを筋肉で防護しようとしています。
夢の実現こそが全てを逆転させるものと妄信してます。
自分も周りの人間も、上や下の階層分けで世界を競争するのはしんどいです。
自身の弱さや感情を抑圧し続けるのではなく、
哀しみや不安を素直に受け入れ、他者とシェアする健全な関係を築くことの重要性がわかります。
主人公は、ボディビルのためなら薬を飲んだり注射を打ち、
食事も全て管理して、筋肉を作るため以外の娯楽を持ちません。
部屋は憧れのボディビルダーのポスターだらけ。
自分の憧れのボディビルダーは誰もが知るべき存在だと思ってます。
そして、憧れのボディビルダーと仲良くなれると思って手紙を出し続けます。
自分の筋肉を馬鹿にしたものを許さず、筋肉を褒められるために全てを注ぎ込みます。
これはある意味、
日本の文化でいうところの「オタク」というパーソナリティかもしれません。
「依存」や「妄信」という言葉も当てはまります。
最近話題の、"マンジャロ"による痩身や商売も、
"美"というものへの妄信のひとつの歪みでしょう。
今回の話のテーマである安定と不安定。
その言葉の通り、バランスというものは安定に。
アンバランスというものは不安定につながることがわかる作品でした。![]()
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