アフターのことばかり考えてしまうと逆に？

皆さん、本日の心の天気はいかがですか？

このブログで、心理カウンセリングや心理学を身近に！

さて、今回は「自然体」について。
皆さんは、不自然だなぁと残念に感じたことはありますか？

それはどんなことですか？

私たちは、自然に美しさを感じますよね。

山にしても、海にしても、木々や生命などにしてもです。

そこには人間の意図はなく、

あるがままの形であり、色です。

同じように、人間に対しても、

自然体な人って素敵だと感じませんか？

人は、ときに自分を
リアルとは違った自分として見せようとすることがあります。

特に現代は、IT技術や美容技術によって色々な加工が可能です。

もはや性別を超越するレベルです。

日常でどんな人に不自然さを感じますか？

・年相応ではなく、妙に若作りをしてしまう
・年収に比べて、高級志向でブランドもので贅沢している
・気が小さいのに、不良っぽく見せる
・実物の３倍くらい、いい感じに写真を加工する
・落ち込む日もあるのに、妙にポジティブぶっている

・シチュエーションに不相応な恰好をしている

どうですか？
皆さんならどう感じますか？

SNSというものが生活に入り込んでいる現代。

普通の人も、自分をプロデュースすることが文化になってます。
そういうなかで、自分をプロデュースするのに必死になり過ぎて、

苦しくなったり、時間を費やし過ぎてしまう人もいます。

話は変わりますが、国語の授業で耳にしたことがある『徒然草』。

現代にも通じるような、いいことが結構書いてあるんです。

徒然草の第113段。

「大方、聞きにくく見苦しきこと、
　老い人の若き人に交はりて、興あらんと物事ひゐたる。」

意味としては…。
自分ではいいと思っても、周りから見たら痛々しかったり、
無駄な装飾が、本来の良さを隠してしまうことがある。

…というものです。

何かで隠したり、誤魔化した場合、

更に事実を知ってしまったときには、
等身大以下になって、ガッカリしてしまうでしょう。

ビフォーアフターは考えますが、

アフタービフォーは考えません。

誤魔化す意味でなくとも、

コロナ時から風習のようになってしまった"マスク"も、

こうったガッカリにつながったことありませんか？

そのままであることは、

本来、"メリット"なのです。

身の丈にあった生き方を
そのまま表現する方が、自分の心も軽やかで、
周囲からも、その軽やかな姿は素敵にみえるでしょうね。

皆さんは、不自然になってませんか？

いつも有難うございます。

彷徨っているときはアンフィニへ！

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