誰かにしか手に入らないものを幸せって言わない | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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皆さん、本日の心の天気はいかがですか?

心理カウンセラーの青柳雅也です(^^

このブログで、心理カウンセリングや心理学を身近に!

さて、今回は「幸せ」について。

皆さんは、どんなことが幸せですか?

先日にちょっと似た題材になります。

 

私は映画が大好きです。

映画監督に然程こだわりはないのですが、

是枝監督は、天才だと思ってます。

 

 

先日、『怪物』という映画を見ました。

ある事象を様々な人物の視点から描いた映画です。

少し『怪物はささやく』という洋画にも通じる感もありました。

 

一つの母子家庭の母から見た、先生からのいじめという事象。

母を悲しませたくない気持ちと、好きという感情に苦しむ少年。

新任の先生から見た、学校の保身的保守的な理不尽。

一人の少年の抱える、性的な差別。

何かを守るために、何かを失っている校長。

 

色々な立場があり、立場から他を見れば、

違う立場が見えず、自分からの景色に捉われる…。

 

人間って、そういうものですけどね。

 

物語の終盤に、悩みを抱えた少年に対して、

校長先生が言う言葉があります。

 

「誰かにしか手に入らないものを幸せって言わない。

 しょうもない、しょうもない。

 誰にでも手に入るものを幸せって言うの。」

誰かを好きになること。

何かに情熱を燃やせること。

ゆったりした時間を持てること。

面白いことを笑えること。

笑顔で挨拶できること。

人に親切にできること。

 

いつもこういうものに触れると、

私の中では『サザエさん』が出てきます。

 

 

サザエさんの暮らしを幸せと感じる事もできるし、

地位も名声も無ければ、子供が特別勉学で優秀でもなく、

高級車やクルーザーは無く、刺激が無くて退屈な日常だなと思う人もいるでしょう。

 

映画の中では、この校長は、

校長としての立場や、学校の責任者というもののために、

大切なものを失っているように見えます。

 

"しょうもない"ことを追いかけてしまうと、

人は大切なものを見失ってしまう、そんな言葉だなと私は感じました。虹

 

 

 

 

いつも有難うございます。

見失ったときはアンフィニへ!

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ご予約は052-253-5040まで!

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