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皆さん、本日の心の天気はいかがですか?
心理カウンセラーの青柳雅也です(^^
このブログで、心理カウンセリングや心理学を身近に!
さて、今回は「敵」について。
皆さんは、どんな番組を子供の頃見ましたか?
男女でもまた違うでしょうね。
男の子が通る道としては、
ヒーローもの、バトルもの、冒険ものがあります。
多くの場合、
正義と悪がいて、
見方と敵がいます。
話は変わりますが…。
皆さんには、今"敵"がいますか?
【敵】…戦い・競争・試合の相手。自分に害を与えるもの。
人によってバラツキがあるとは思います。
例えば、どんな人を"敵"と感じるか…。
□会社の嫌味な上司
□ライバル視している相手
□義理の家族
□険悪なパートナー
□裁判中の相手
□近所の嫌味なおばちゃん
□押しの強い友達
□意見の違う人
□説教してくる人
昔の子供番組のヒーローもの悪役は、
わかりやすいくらい、人々に危害を与えるものでしたが、
自分が"敵"と感じている相手は、それくらいの存在でしょうか?
周りにこんな人はいませんか?
・いつも誰かに怒っている人
・いつも誰かの不満ばかり言っている人
・いつも誰かの責任にして不幸になっている人
・いつも同じようなことで文句を言っている人
そういう人と比べるとわかりやすいかもしれません。
もしかしたら、"敵"と"敵"にするのは、
自分の外側ではなく、内側にあるのでは?
『ヴィンランド・サガ』という漫画があります。
実話をモデルに、ヴァイキングの少年・トルフィンの成長と挫折が描かれてます。
11世紀初めの西ヨーロッパを舞台に、バイキングの戦闘シーンも多くあります。
そんな暴虐、力による支配、搾取、復讐だらけの漫画ですが、
主人公トルフィンの父が、幼きトルフィンに言う、
この漫画の鍵ともなるセリフがあります。
「お前に敵などいない。誰にも敵などいないんだ。」
更にこう続きます。
「傷つけてよい者などどこにもいない。」
皆さんは、どう思いますか?
「いやいや奇麗ごとだよ。」
「じゃあ傷つけられたらどうすれば?」
「相手が敵意や悪意を示したら?」
そう思うかもしれません。
しかし、ガンジーの"塩の行進"は、
現実の世界で、実際に体現したものの一つとしてあります。
敵をつくるのは、
▶怖れ
▶不安
▶不満
▶不幸
かもしれません。
完全に"敵などいない"と思える人ってどんな人でしょう?
本当にそう思える人こそ、本当の心の強さを持った人でしょうね。
その強さの域にいけなくとも、
この言葉を心の片隅に置いておけたなら、
すぐに"敵"と決めずに、考えることができるのかもしれません。![]()
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