シンプルと複雑なものとどっちが贅沢なのか? | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

【カウンセリングルーム「アンフィニ」/名古屋市中区】 
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皆さん、本日の心の天気はいかがですか?

心理カウンセラーの青柳雅也です(^^

このブログで、心理カウンセリングや心理学を身近に!

さて、今回は徒然草から「余計」について。
皆さんは、これはちょっと余計だな…。

そう思った何かはありますか?

 

【余計】…ものに余りが出ている状態。必要適切な度を越えて、かえって無効なこと。

 

何かを創り出すときや、
何かを表現するとき、どんなことに気を付けますか?

創り出したり、提供したり表現するとき、
よりよくするため"工夫"しようとしたり"重要"に扱うことは、
珍しいことでは無いと思います。

徒然草のなかでこんな話があります。


あるところに有名な料理人がいました。

ある日、料理人が豪華な席に呼ばれました。
 

立派な鯉が出てきたとき、料理人は云々と自慢げに自分の腕を語り、
もったいぶって料理を始めるました。

その様はとても残念だ…と。

 

もうひとつの物語。


ある、たいそうな山奥に庵があり、
こんなとこにも人が住んでいると感動します。

立派なミカンの木があり、一瞬目を惹くのですが、

するとそこには立派な柵があって、
そんな柵を作るくらいなら、木など植えなければいいのに…と。

2つの物語とも、

"余計"で残念なことが表現されています。

自分という人間を表現するのもそうですし、
伝える言葉もそうかもしれません。

 思いは大事です。

しかし、その思いのために色々取り繕っても、

余計に色あせてしまうことも、安っぽくなることもあるでしょう。

会話などで分かりやすいことで言えば、

質問に対して、あれやこれやと答えているうちに、

質問が何だったかも忘れて、話がズレてしまうってあることですよね。

どういうことでも、

あるレベル以上は、付け足すのではなくて、

削いでいくことが極みだということは珍しくありません。

余計なことを言い過ぎず、余計なことをやり過ぎず、

シンプルにした方が、もしかしたら自分も言葉も伝わるのかもしれませんね。虹

 

 

 

いつも有難うございます。

こじれたときはアンフィニへ!

.

ご予約は052-253-5040まで!

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