現代に意外と多い〇〇貧乏ってどんなの? | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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皆さん、本日の心の天気はいかがですか?

心理カウンセラーの青柳雅也です(^^

このブログで、心理カウンセリングや心理学を身近に!

さて、今回は「貧乏」について。

皆さんは、何が足りませんか?

何が足りていますか?

 

【貧乏】…収入・財産が少なくて、生活が苦しいこと。

 

一般的な意味としては、そういった意味でしょう。

この一般的な意味ですが、

"少ない"とか"苦しい"という感覚は主観的なところもあります。

 

現代の日本人。

物価高騰で生活を圧迫している系の報道は、毎日のように見ています。

 

スマホを持ち、インターネットが通じて、エアコンがあって、

毎日食べるものに困っていない人が殆どだとは思います。

しかし、厚生労働省の国民生活基礎調査によると、

2023年には生活が「苦しい」と回答した世帯は59.6%で、

2022年よりも8.3ポイント増加しました。

2025年に逝去した、ウルグアイの元大統領のホセ・ムヒカ氏。

私が尊敬する人物のひとりです。

ホセ・ムヒカ氏のこんな言葉もあります。

 

「貧しい人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、

 もっともっとといくらあっても満足しない人のことだ。」

"地獄極楽胸三寸"という言葉がありますが、

ある意味、「貧しさ」も、全てではなくとも、

心の感じ方次第という感はあるのではないでしょうか。

 

"お金"というもの以外に、

現代人が貧乏になりやすいものがあります。

それはどんなものでしょう?

 

①失敗貧乏

 

「え?失敗なんてしないほうがいいじゃん?」

と、思いがちですが果たしてそうでしょうか?

成功か失敗かが1/2の確率だとしたら、半分の経験が失われるわけです。

 

更に失敗を避ければ避けるほど、対価として消耗することもありますし、

この世界には、失敗がどこかでつきものです。

失敗したときに"適応"したり"立ち直る"力を養う機会が失われます。

 

一番いい方法、一番の近道、

などを簡単に引き出しやすい現代の良し悪しですね。

 

②時間貧乏

 

「忙しいんで。」

「そのうち落ち着いたら。」

「タイミング合ったら。」

こんな言葉は珍しくないですよね。

 

少しでも短い時間で。

少しでもたくさんのスケジュールを。

詰め込んで、詰め込んで。

 

いつの間にか"贅沢な時間"とは?

"豊かな時間"とは?ということを忘れているのでは?

優先順位を見失っているのかもしれません。

 

③精神的貧乏

 

人が人に対する"反応"というのは、人間の心のエネルギーになります。

それは現実的に、健康や生命にまで影響します。

 

挨拶をすること、笑顔を見せること、

返事や視線を向けること。

それすらも億劫さや関心を失っている人いませんか?

 

人間と接することは「必要最低限が楽」になると…。

いつでも、無料で、誰でもできることをしなくなってしまいます。

できなくなってしまうと言ったほうが正しいのかもしれません。

 

失敗貧乏、時間貧乏、精神的貧乏。

これらを併せ持つと、「人間のロボット化」ではないでしょうか。

皆さんは、人間ですか?虹
 

 

 

いつも有難うございます。

人間らしさを考えたいときはアンフィニへ!

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ご予約は052-253-5040まで!

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