その飛びついた情報の情報元は何か気にしないのが人間? | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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皆さん、本日の心の天気はいかがですか?

心理カウンセラーの青柳雅也です(^^

このブログで、心理カウンセリングや心理学を身近に!

さて、今回は「情報」について。
皆さんは、どんな噂を信じたり、
どんな情報を信じやすいですか?

 

昔は、どうやって情報を手に入れるかが大変だった時代、

今は、溢れる情報からどうやって正し情報を見分けるかということが、

人間のスキルとして必要とされます。

現代にはびこる、ネクタイを締めて詐欺行為やスレスレの行為を行う、

そういう人間から身を守るためには情報は必要です。

自分の身を守るという行為は、日常生活に必要に感じます。

 

近年で言えば、

2020年上旬に新型コロナウイルスが猛威を振るい始めた頃、

「マスク増産に紙が使われ、紙製品の在庫がなくなる」

「中国でトイレットペーパーの生産が追いついておらず品薄になる」

といった情報がSNSから出回ります。


マスクのみならず、

ティッシュやトイレットペーパーまで、備蓄しようと人が殺到し、

場合によっては暴動のようになってました。

これはデマだったのですが、
この"情報元"がどんな人なのかということを
ご存知ですか?

「なんかニュースで、どこやらの会社の社員なんでしょ?」
「えー誰だっけー?」

「そんなの知るわけない。」

正しい答えって知らないですよね。
きっとニュースがあったなとか口伝えで知ったな、ということが殆どではないでしょうか。

発端は鳥取県米子市の「米子医療生活協同組合」の職員といわれます。
「米子医療生活協同組合」が何なのか?
その職員が、どんな立ち位置の人なのかなんて知らないわけです。

▶ネガティブな情報。
▶恐怖や不安を感じる情報。
▶焦りを感じる情報。

▶怒りの鉄槌を与えたくなる情報。

こういった類の情報については更に、
反応しやすくなってしまいます。

つまり、私たちは、

「情報元」よりも、「どんな情報」かを重視する傾向にあるのです。

例えば、会社で憧れの〇〇先輩がいたとします。
ちょっと性格の悪い同僚が、あなたに対して、
「〇〇先輩、こないだ残業のときさー、お前のこと何かキモイっていってたよ。」
そういわれたら、どうしますか?

その先輩が信用ならない人物だとしても、
きっと、多くの人が"気にしてしまう"のではないでしょうか。
 
昭和48年に起きた、
「豊川信用金庫事件」も、
ちょっとした、就職先の決まった女子高生同士の日常会話から、
伝言ゲームで噂が噂を呼んで、後に大混乱を招いてしまった事件です。

この事例もまた、人間は意外と"情報元"を気にしない性質が現れてます。

メディアに発信されるものは、判断が難しいかもしれませんが、
「情報元」は誰なのか?この情報はどの類の情報なのか?
別の意見はないか?を意識してみると、信じなくていいことに気づけるかもしれません。虹

 

 

 

いつも有難うございます。

流言に悩んだときはアンフィニへ!

.

ご予約は052-253-5040まで!

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