迷惑かけなければ自分の勝手でしょうか? | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

【カウンセリングルーム「アンフィニ」/名古屋市中区】 
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皆さん、本日の心の天気はいかがですか?

心理カウンセラーの青柳雅也です(^^

このブログで、心理カウンセリングや心理学を身近に!

さて、今回は「不幸」について。

皆さんは、幸せですか?

不幸ですか?

 

私たちは、しばしば幸せを感じたり、

しばしば不幸を感じます。

 

哲学者アランがこう言いました。

「幸せは義務である。」

なぜそう言えるのでしょう。

 

例えば…。

2011年に実際に岩手県であったこと。

岩手県にある岩手山。

岩手山の近くで育った20代の青年が、岩手山を登ろうと思い立ちます。

 

ところが、登山口に登るリフト乗り場で、

係員に止められました。

青年の服装は、サンダルにジャージだったからです。

 

しかし、青年は大丈夫だとリフトで登山口に向かうのでした。

登山を始めると天候は豹変して、冷たい雨が降り出します。

彼はさっさと山頂まで登って帰ろうと思ったのですが、

山頂付近で足を滑らせて、岩場でケガをします。

 

そして、スマホで救助要請をします。

救助隊が岩手山に向かいましたが、

登山の際に重要な、登山計画を彼は提出していませんでした。

 

故に発見は難航します。

警察、消防、ボランティア、多くの人たちで探します。

悪天候もあり、彼が救助されたのは8日後でした。

しかも、病院で息を引き取ります。

 

「自分の判断で死んだから自己責任だよね。」

 

そうでしょうか?

彼の家族の悲しみ。

リフトの係員の後悔。

見つけられなかった救助隊の自責。

見つけられなかったボランティアの自責。

そして、多くの人を二次的に危険にさらしたこと。

一人の人間の不幸は、

その人だけのものではないことが分かります。

 

幸せも然りです。

幸せな人は、関わった3人先の人まで幸せにするといいます。

 

幸せであることも、

不幸である事も、自分だけで完結することではありませんね。

だからこそ幸せであることは、"義務"と言っても過言ではないのです。虹
 

 

 

いつも有難うございます。

不幸なときはアンフィニへ!

.

ご予約は052-253-5040まで!

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