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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「利益」について。
皆さんは、節分に恵方巻を買いましたか?
どんな恵方巻を食べましたか?
毎年、成人式に暴れるヤンキーと同じくらいに、
春にバーッと花粉が舞う、杉並木と同じくらいに、
恵方巻が大量にぐちゃぐちゃに廃棄される映像が流れます。
"恵方巻を恵方に向かって黙って食べると幸せになる"
という文化は、古からある文化なのかというと、
そうではありません。
私が子供の頃に、そんなものがあった認識は無いですね。
誰が流行らせたのか?
・1970年代に海苔・厚焼の組合が、恵方巻の由来・ルーツをチラシで流行らせた
・1989年に広島県の一部のセブンイレブンによって流行らせた
というような説が主なようです。
つまりは、「商業的」な意図によって、
「幸せ」と引換えに、ここ30~40年で流行ったというものでしょう。
約700億円の売り上げがあり、
廃棄のために約13億円かかるという恵方巻。
結局、儲かるから「利益」があり、
企業としては約13億円かかろうとも、継続されるわけです。
私たちにとって「利益」とは何でしょうね。
恵方巻を食べることで幸せを願うこと。
幸せを願って恵方巻を食べる人間に恵方巻を製造すること。
恵方巻を売って営業利益を上げること。
売れ残った恵方巻を廃棄して営業利益を上げること。
数十年という商業文化によって、
"もったいない"という日本の文化を一部分で無視している日本。
皆さんは、どう思いますか?![]()
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