適性な距離感と冷たさは違うということ | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「距離感」について。

皆さんは、人との距離感は近いですか?

それとも遠いですか?

 

人と人には距離感というものがあります。

人によっては近い傾向にある人もいれば、

人によっては遠い傾向にある人もいます。

 

自分でコントロールできるケースもあれば、

自分ではコントロールの利かない、

相手の距離感というものもありますよね。

 

距離感が近い人からすれば、

距離感が遠い人に、そっけなさや壁を感じるでしょう。

距離感が遠い人からすれば、

距離感が近い人に、馴れ馴れしさや圧を感じるでしょう。

 

距離感というものは案外と重要なものです。

 

また、関係性によっても、

距離感というものに悩むことがあるでしょう。

 

知り合い程度の関係性なら、

自分で決めてしまえば何とかなる距離感も、

「親子」ともなると難しいことがあります。

親子という関係性上、

距離がつくれずに、しんどい思いをしてしまうのです。

 

親だから、子のことを放っておけない。

子だから、親のことを放っておけない。

しかし、その不適切な距離感によって、

何度も何度も心をくじかれるというケースは珍しくないのです。

 

▶親子だからいつか伝わるはず…。

▶親子だからいつか分かり合えるはず…。

▶親子だから私の気持ちを分かってくれるはず…。

▶親子だからあの時の言葉を憶えているはず…。

▶親子だから本気で本音で話したら雪解けになるはず…。

 

決してそんなことはありません。

もちろん、そうである場合もあるのですが、

悲しいことに、親子だとしても、

最終的には「人」と「人」なのです。

 

「人」と「人」である限り、

分かり合える人もいれば、分かり合えない人はいます。

 

距離を縮めることばかりが善処ではありません。

距離を縮めようとすることで不幸になったり、

距離を縮めようとすることで共依存になることも。

 

必要なことは「適正距離」

どれくらいの距離感がほどよいのか。

 

人間関係というのは、一箇所だけでは無いですよね。

一つの人間関係のダメージは、他へ連鎖します。

心がくじけてしまうことで、一日落ち込んだり、

良好な関係の相手との時間まで無下になったりしてはマイナスですよね。

「親子なのに、距離を取るなんてそんな冷たいこと…。」

 

そうではありません。

子が未成年ならともかく、大人ならば人と人であり。

もう一つの小さな家族という社会にのみ生きているわけではないはずです。

 

適正距離≠冷たい

 

適性な距離というのは、

恨んだり憤ったりすることなく、自分の人生を生きる事なのです。虹
 

 

 

いつも有難うございます。

親子で悩んだときはアンフィニへ!

.

ご予約は052-253-5040まで!

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