よくないことを封じるためにはルールで封じることが最善? | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「禁止」について。

皆さんは、何かの違反をしたことがありますか?

それはどんなことですか?

 

私が中学生の頃、

校則で男子は全員が丸坊主でした。

指で挟んで出る長さの場合、職員室でバリカンで刈られました。

 

それでもやっぱり、多少長くてもそのままにして、

先生にバレて五厘刈りのツルツルにされる同級生はいました。

 

人間が何かを制限する際、

2つのことによってコントロールが効きます。

 

①自分を戒める気持ち

②ルールによって律されること

 

①については、誰が見ている見ていないではなく、

自らそれをしてはダメだという気持ちになります。

例えば、宗教上にはそういったものがいくつかありますよね。

 

②に発生するのは、

罰ですよね。

納得や理解は関係なく、不利益を得たくないという気持ちに委ねられます。

1920年、アメリカでは『禁酒法』が成立しました。

アルコールによる健康被害や犯罪を防ぐためです。

 

ところが結局のところ、販売を制限したところで、

違法なルートでの取引がなされるようになりました。

そこをビジネスチャンスにしたのがギャングたちでした。

 

『アンタッチャブルズ』という映画が有名ですね。

 

 

結局、酒場も違法なもぐりの酒場が増えて、

市民に出回るのは、品質の悪いお酒が多く、

1933年に禁酒法が廃止されるまでに、全米で一万人以上が違法アルコールによって亡くなったそうです。

 

②によって人間を律そうとすることは簡単です。

"律そうとする"のは簡単ですが、"律する"ことは難しいのです。

 

なぜなら、外発的(外からの)要因よりも、

内発的(内なる気持ちからの)要因のほうが、

人間は強く継続できるからです。

 

何が良くて、何がなぜいけないのか?

そういった道徳心は、法が整備された現代においても、

より重要視される必要があるのかもしれません。虹



いつも有難うございます。

自らを律するときはアンフィニへ!

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ご予約は052-253-5040まで!

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