人間の死はどうなったら決まるのか? | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

青い柳の樹のように  - counselor's blog -

名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

【カウンセリングルーム「アンフィニ」/名古屋市中区】 
【青い柳のココロカフェ/養成講座/お知らせ】


心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「死」について。

皆さんは、「死」ってどんなものだと思いますか?

どうなったら「死」ですか?

 

日本は、適切な医療を受けることができますし、

戦争はしない国ですし、銃は規制されています。

比較的、「死」が遠いのかもしれません。

 

人間は、身近なことではないものごとに対して、

苦手であったり、対処しきれないことが多いです。

 

生活してきて、突然目の前に「死」が現れたらどうですか?

愛する人の「死」。

自分の「死」。

考えたくないでしょうね。

 

 

『人魚の眠る家』という映画があります。

東野圭吾さん原作の映画です。

 

ある日、6歳の長女がプールで心停止の事故に遭います。

心臓が止まっていた時間が長かったため、

医師から脳死状態と推測されると告げられます。

 

私も初めて知ったのですが、

臓器提供をするならば、脳死判定がなされます。

そうでない場合は、心臓の停止によって「死」となります。

 

つまり、日本は「死」を選ぶ制度になっているというのです。

 

夫は医療機器メーカーを経営しており、

あるとき、電気信号によって患者の身体を動かす技術を知ります。

そして、その治験を脳死状態の娘に行うのでした。

 

通常の患者よりも、身体を稼働させることで、

身体は健康が保たれて、母親はまるで生きているかのように長女を扱います。

しかし、徐々にその扱いは過剰になっていき、周囲とのギャップが生まれていきます。

 

あるとき、いざこざから周囲が母親に言います。

「娘はもう死んでいるんだよ!」

そして、母親は長女に包丁を突き付けて自ら警察を呼びます。

 

「私がこの子を刺したら、殺人になりますか!?」

…すみません、

結構、あらすじ書いちゃいました。

でも考えさせられる作品なので、是非見てみてください。

 

別の状況で言えば、災害や何かの事件に巻き込まれた場合、

遺族は、本人が「死」を迎えた姿を見ることなく、

「死」と認識しなければならない状況もあるでしょう。

 

心臓が止まったら「死」?

意識が無くなったら「死」?

亡骸が存在したら「死」?

 

今回の作品を見て、あらためて感じたことは、

「死」というものは、"残された人間のもの"だということです。

残された人間が「死」を受け入れたときに、

本人の「死」となるのかもしれませんね。虹



いつも有難うございます。

何かが受け入れられないときはアンフィニへ!

.

ご予約は052-253-5040まで!

∞ ----------------------------------
#カウンセリング #名古屋 #中区
#心理学講座 #コミュニケーション
#カウンセリング口コミ #評判

#法人メンタルケア #社員教育 名古屋

#カウンセラー非常勤 #名古屋
∞ ----------------------------------