だから自分の全てを愛しなさい…という意味

さて、今回は「自己受容」について。

皆さんは、自分のことを愛せていますか？

愛せない部分はありますか？

皆、自分のことを愛してるに決まってる！

そうですね。そうかもしれません。

しかし、他者に対してもそうですが、

"愛しているからこそ許せない"ってことってありませんか？

それは自分に対しても同じことが言えます。

「自分のこの容姿が嫌い。」

「自分のこの面倒な性格が嫌い。」

「自分のこの老いが受け入れられない。」

「自分のこの立場が恥ずかしい。」

「自分の繰り返す失敗に嫌気がさす。」

昨年の私的大ヒット作『王様ランキング』。

この主人公の王子ボッジは、耳が聞こえず話せず、

どれだけ剣を訓練しても非力で、身体は小さいです。

そんなボッジに、剣術の師匠デスパーはこういいます。

「ボッジ君あなたが気にしてる事は、

　もしかしたらあなたの長所なのかもしれない。

　あなたはその欠けたもので、普通の人にはない色んな事を"経験"しています。

　それは苦しいけれど、きっと自分の道を切り開く力になるでしょう。

　だから、自分の全てを愛しなさい。」

めちゃめちゃ胸を打たれました。

私たちは、自分の足らない欠けた部分によって、

何かしらの困難や壁にぶつかります。

それによって"怖れ"や"頑固さ"に捉われれば"経験"を失います。

"経験"を失った後に残るのは、"劣等感"です。

ちゃんと苦しくても、ぶつかってゆくとき、

工夫していくとき、何かを新しく取り入れていくとき、

色々な"経験"は、自分の力になっていきます。

ならば、自分の満ちた部分も、

どんな自分の欠けた部分も、

自分を成長・成熟させていくための礎になるのです。

新しい経験、新しい感動というのは、

かけがえのないもの。

自分のどんな部分もかけがえのないものなのです。

いつも有難うございます。

自分を愛せない人はアンフィニへ！

ご予約は052-253-5040まで！