分別があることのメリット、デメリット

さて、今回は「分別」について。

皆さんは、自分で"分別"のある人間だと思いますか？

それとも、そうありたいと思っていますか？

【分別（ふんべつ）】… 物事の是非・道理を判断すること。わきまえること。。

若いときには、わからなかったことが、

歳を重ねていくことで、経験や知識によって、

わかってくることが色々ありますね。

それは"分別"という言葉の通り、

ものごとの是非を考え、自分にある道理に沿って、

判断できるようになることはメリットでしょう。

しかし、"分別"がつくことで、

デメリットはどんなことでしょうか？

先ほどの、

・ものごとの是非

・道理

といものは、とても主観的です。

故に、以下のようなことが望まず起きてしまいます。

◆誤解が生まれる

◆気持ちがすれ違う

◆区別して分かり合おうとしなくなる

人と人が、全面的にわかりあうことなんて難しいこと。

イエスやブッダでさえも弟子という身近な存在と、分かり合えなかったのですから、

もしかしたら無理かもしれません。

しかし、私たちは、

「人間関係って難しい。」「他人の気持ちなんてわからない。」

なんてことを呟きつつ、分かり合って当然が前提にあるのかもしれません。

樹木希林さんの言葉で、

なるほどなぁと思う言葉があります。

「結婚は分別がつかないうちにしたほうがいいのよ。」

分別がついてからだと、子供をコントロールしようとしたり、

パートナーを評価したりするようになるでしょうし、

世の中に、簡単に甘えにくくなるかもしれません。

じゃあ、分別がつくと複雑で、

もう後戻りできないか？

そうは思いません。

ほんとうは、世界はシンプルなのです。

「人と人が、わかり合おうとすることを諦めない。」

そこに尽きるのではないでしょうか。

いつも有難うございます。

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