情熱という熱の中で

さて、今回は「情熱」について。

皆さんは、最近何かに情熱をもっていますか？

保身にまわっていますか？

映画「ザ・ウォーク」は、綱渡りの話です。

ワールドトレードセンターが完成した当時、

フィリップ・プティが綱渡りをした実話を基にしたストーリーです。

「夢を実現させる中での死なら、それも美しい。」

フィリップ本人の言葉です。

綱渡りにかけた"情熱"に満ちた言葉ですね。

昨今、政治家が、

老後2,000万円必要と言ったとか、言わなかったとか、

世の中ではごちゃごちゃ話しています。

長生きする世の中ですから、

無謀な生き方をすることの、不安感というのはわかります。

しかし、

"結果"を案じながら、"今"を生きるのと、

情熱の中で"今"を生きた"結果"と、

どちらが幸福感が高いのでしょうね。

合理的であることも大切ですが、

幸福感というものは、不合理な一面があるのかもしれません。

例えば（わかりづらいかもしれませんが）『あしたのジョー』の矢吹丈のような生き方は、

誰もができるわけではありませんが、

情熱の中に生きる経験というのは、貴重なことですよね。

いつかお迎えが来た時に、

「ああ、生きたなぁ。」

そう感じて目を綴じたいものですね。

もしかしたら、それは先ではなくとも、

一日の終わりに、寝床で目を綴じるときに感じられることの、

繰り返しが充足感なのかもしれません。

いつも有難うございます。

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