【カウンセリングルーム「アンフィニ」/名古屋市中区】
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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「悪人」について。
皆さんは、どんな人間関係に恵まれていますか？
恵まれていないなって思いますか？
いきなりですがｗ
昔々…。
あるところに王国がありました。
とても豊かな国でしたが、隣国と戦争になり、
王の息子は戦死し、妃もあと追うように命を絶ち、王妃は病で亡くしました。
そのとき王に残されたのは、孫だけでした。
孫だった王子は、利発的で勇敢な青年へと育ち、
国民の人気者へと育ちました。
やがて、王はとても若く美しい女性と再婚しました。
しかし、しばらくすると王は病に伏せることに。
新しい王妃は、魔女ではないかという噂が立ちます。
王に薬を毎晩飲ませるのは王妃でした。
日に日に王は弱っていき、そして亡くなってしましました。
噂で王妃が毒を盛ったのでは…と、国民はざわめきます。
王子はまだ若く、王妃は女王として即位し、
一年という期限付きで、国を治めることに。
誰にも明かしませんでしたが、女王は元々は魔女でした。
一方で、王子はそのころ、
農家の娘と恋に落ち、それを国民は祝福していました。
王子は農家の娘との結婚を
女王に許しを得に行きましたが、
女王はまだ若く、王子との結婚を提案したのです。
危険を感じた王子は、娘を乗せて馬を走らせました。
日も暮れて、大きな木の下で一夜を明かします。
朝起きると娘は血を流し、亡くなっていたのです！
王子は、女王の仕業だと国民に声を上げ、
軍を立ち上げ、女王を失脚させたのでした…。
女王は、娘が天に召された木の妖精に救われ、海辺で静かに暮らしました。
国民に愛された王子は、若き王として立位し、
国はますますの繁栄を成したということです。
さて…。
この場合、"悪人"は誰ですか？
これだけの"視点"から見ると、
悪の魔女を失脚させた、復讐劇であり、
サクセスストーリーです。
しかし、以下の真実が見えたらどうでしょう？
・女王は魔女だったが心から老いた王を愛していた。
・女王は献身的に看病していたが、王は老衰だった。
・女王は王子に亡き王の面影をみた。
・娘を木の下で殺したのは王子だった。
・王子は馬を走らせながら娘の死を利用しようと決意した。
・真実を知る木の妖精は、女王を助けた。
世の中というのは、見えている部分しか見えていません。
悪人はいるかもしれないし、もしかしたら誰も悪人じゃないことだってあるのです。
"真実を見極める"ということは、とても大切なことです。
いつも有難うございます。
身近な悪に心を痛めたときはアンフィニへ！
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ご予約は052-253-5040まで！
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