恐れや怒りに目を眩まされず

さて、今回は「ある」について。

皆さんは、何が恐いですか？

そういった感情によって、できないことがありますか？

人間には"感情"があります。

自分と他の何かの間には、

感情というものが生まれます。

好き、嫌い。

安心、不安。

喜び、怒り。

快、不快。

猫に触れあったとき、「かわいい」という感情が出たり、

蛇を目の前にしたとき、「恐い」という感情が出たり、

上司を目の前にしたとき、「嫌いだ」という感情が出たり。

ロボットとは違うので、感情があるのです。

それによって、幸せな気分になることもあれば、

逆に不幸な気分になることもあります。

しかし、

目を眩まされた場合、行動に支障が出てしまいます。

相手が自分と同じ気持ちじゃなかったら不安だから、聞かない。

自分なんてやっても無理だろうから、やらない。

あの人は絶対に許せないから、ずっと恨み続ける。

怖れや怒り、不安に目がくらみ、

行動や"人生"にまで支障が出てしまうのです。

でも究極に言えば…。

どうあったとしても、

ただ、それがあるようにあるだけ。

向き合う問題は、じゃあ自分はどうしたいのか。

目が眩んでいると、進んでいると思っていても、

実は足踏みしたり、彷徨っていることがあるのです。

いつも有難うございます。

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