曲がることの勇気

さて、今回は「信念」について。

皆さんは、信念が強いほうですか？

それとも流されやすいですか？

人というのは、ある意味、

「今、必要な状態」にあることが多いです。

例えば、

頑固な人は、頑固である必要がある（あった）、

他人に合わせる人は、合わせるようになる必要がある（あった）、

結果としてそれが性格になるわけです。

どちらも過度になれば一長一短ですよね。

信念が強い人にしてみれば、

信念が強くなる必要がある、あったのです。

過ぎてしまうと、柔軟でなくなり、

ものごとを自分の尺度だけで計って、

自分ワールドで生きることになってしまいます。

こんな諺があります。

「曲がらねば世は渡れぬ」

世界は常に変化に富んでいます。

私たちは変化する世界を歩いているのです。

言葉というのは響きでいいような、わるいような気分になりやすく、

「信念」という響きは、いい響きがありますが、

頑なになってしまう危険性をはらんでいますよね。

逆に劣等感という言葉は、わるい響きですが、

自分に謙虚で成長へ導く力をもっています。

信念が強い人が曲がるには、

勇気や努力、潔さが必要となりますが、

状況によってそれができることが、自分をより輝かすことになるのです。

いつも有難うございます。

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