誰も傷つけずに生きる方法、誰にも傷つけられずに生きる方法　　

さて、今回は「回避」について。

皆さんは、どんなことを避けたいですか？

失敗、戦い、恥…。

【回避】…免れようとして、避けること。

"不快"なものは、

できるだけ避けたいものです。

しかし、懸命に生きる限りは、

完璧に回避することは不可能なことです。

よく物語のなかでは、

良い役と悪役が存在します。

物語のように、明確な悪役では無くても、

誰かにとっては、嫌なことをする存在であったり、

傷つける存在になったりするものです。

例えば、恋愛で言えば、

ＡさんをＢさんとＣさんが好きになったとします。

ＡさんとＢさんがうまくいけば、ＣさんにとってはＢさんは嫌な存在です。

どこにも悪人が存在しないのに、

誰かが傷つけ、誰かが傷つけられるということは、

日常としてあるのです。

それは避けられることではありません。

人間には避けられないことが沢山あります。

老い。

別れ。

病。

死。

嫌いな人や苦手な人と出会うこと。

思い通りにならないこと。

どれも避けられません。

それでも生きるしかないのです。

避けられないことを

あたかも自分が避けられたと思えば、罪悪感や自責につながり、

あたかも相手が避けられたと思えば、怒りや憎しみ怨みにつながります。

何かを「回避」することばかりに注視するのではなく、

受け入れる視点を育てるほうが、

圧倒的に生きやすくなるでしょうね。

いつも有難うございます。

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