右手を止める左手 | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

青い柳の樹のように  - counselor's blog -

名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

【カウンセリングルーム「アンフィニ」/名古屋市中区】 
【青い柳のココロカフェ/養成講座/お知らせ】


心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「野生と自我」について。

皆さんは、自分の中に、

攻撃性や破壊性は存在していると感じますか?

 

大岡昇平の小説、「野火」では、

作者本人のフィリピンでの戦争体験をもとに、

極限状態での人間が生々しく書かれています。

 

一度は、自分はもう死ぬしかないと思った主人公は、

やがて、自然の中で孤独になってから、

生というものへの強烈な執着は、食人へとなっていきます。

 

皆さんは、人間の肉を食べたいと思いますか?

 

おそらく、多くの人は思わないでしょう。

食べたいなんて思うようなことは、

今までなかったと思います。

 

ところが、戦争という状況下は、

普通ではありません。

 

優しいひとであっても、他の国の人間を

殺してしまうのが日常の一部になってしまうのです。

想像がつきませんよね。

 

しかし、個人的な憎しみも怒りもなく、

人間同士、攻撃、破壊する歴史は、

ずっと続いていることから、人間の"本質"の一部なのかもしれません。

 

他の動物と違うのが、私たちには「自我」があります。

 

「野火」の主人公が、極限の飢えた状態のときに、

まだ死後硬直が始まっていない死体を見つけます。

主人公は周囲を見渡し、短剣を手にします。

しかし、そのとき不思議なことが起きます。

剣を持った右手を左手が止めたのです。

 

人間の野生や、本能、無意識は、

とてもとても強いものですが、

人間を人間足らしめるのは、不完全な自我なのです。虹



いつも有難うございます。

自我に苦しむときはアンフィニへ!

.

ご予約は052-253-5040まで!

∞ -----------------------------------
#名古屋のカウンセリングルームアンフィニ
 

#心理学講座・青い柳のココロカフェ
 

#カウンセリング評判・口コミ

 

#企業のメンタルヘルスケア・教育

 

#カウンセラー・セラピスト非常勤
∞ -----------------------------------