■ココロカフェサンデー…26日「選択のチカラ」
■ココロカフェ@東京…25日「自分チェック!」
さて、今回は「実存的緊張」についてです。
皆さんは、ありのままの自分って、
どんな自分ですか?
「私は私だから、ありのままの私を受け入れてほしい。」
「皆違っていいから、私はそのままの私でいい。」
「私自身がオンリーワンだからOK。」
何となくごもっともな感じです。
最近の流行りっぽい言葉も盛り込まれています。
しかし、これらの言葉に違和感を感じるのは、
私だけでしょうか?
取りようによっては、"成長しなくていい"にも聞こえます。
一体どれほどの人が、
人間として洗練されているのでしょうか。
きっと一生かかっても難しいことだと思います。![]()
心理学者フランクルは、
現代の人々には、"実存的緊張"が足りないことを
とても危惧していました。![]()
つまりは、
「こういう自分で在ろう」という気持ちです。
そこには葛藤もあるでしょう。
そういったイメージをもつから人は成長できるのです。
「そのままでいい。」という黒魔法的な言葉を
楽をしたいために使ってしまうのはどうかということです。
いずれ困難にぶつかったときに、
ポッキリいってしまう可能性が高くなってしまうのです。
それが若者の新型うつの増加にも表れているかもしれません。
自分は努力しないで、他者には求めるなんてのは、
とても好都合なハナシですよね。![]()
受容ということならアリだと思います。
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