便利が奪うもの | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

青い柳の樹のように  - counselor's blog -

名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

【1月セミナー開催予定】

■ココロカフェ…10日「潜在意識」

■ココロカフェ…24日「名作からの発見」

■ココロカフェサンデー…20日「選択①」


明日からいよいよ正月ボケを

脱ぎ捨てねばですね(^^



さて、今回は「便利すぎるコミュニケーションツール」についてです。

先日、ピダハンという少数民族について書きました。

皆さんは今、どんなコミュニケーションを使ってますか?


・直接対話

・電話

・チャット

・メッセンジャー

・メール

・SNS

・手紙


様々な手段があります。

どれをメインに使っていますか?


本当はそれぞれに特徴があると思うのです。

こういう場合はこの手段、このシーンではこの手段と。

用途によって使い分けたりしていますか?


例えばこのブログなどは、1対多に向いていますよね。

これは誰か特定の人のみに向けてではなく、

多くの人に考えや情報などを伝えたいわけです。


だけれども、これを自分のみに向けられていると感じたらどうなりますか?

きっとよくないですよね。

こういうケースってありませんか?


メールやメッセンジャーは、今や対話を超える頻度で使われています。

いつの間にかリアルな対話と同じレベルで考えている人も、

少なくないのではないでしょうか。


便利なコミュニケーション手段が、

人から何かを奪っていると感じます。


相手に想いを馳せたり、孤の時間があったり、

相手の時間を尊重したり、メールが普及する以前は、

もっと在ったのではないでしょうか。


いつの間にか、オンラインで繋がり易い世の中が、

コミュニケーションに歪を生んでいます。

対話、電話、メールなど用途に合わせた活用をしましょう。虹



いつも有難うございます。
青い柳の樹のように  - counselor's blog -

コミュニケーションミスは勿体ないです。

.

あたりまえだけどなかなかできない 雑談のルール (アスカビジネス)/明日香出版社
¥1,470
Amazon.co.jp