晴れのちときどき雨 -4ページ目

晴れのちときどき雨

日々の笑顔。




ねぇ


好きだよ



俺も



いつも私からだった。
好きって言うのも
甘えるのも。
貴方はそれにうんうんと優しく撫でてくれるだけで
貴方から好きって言ったことなんて一度もなかった



お前と居ると楽しい



じゃあ、付き合う?



そうするか



好きなんて言葉は一言もなく


私たちは付き合った




貴方は、好きだと聞くと好きだと答えてくれる
けど、本当に好きなの?
貴方だけだった心がどんどん不安な気持ちでいっぱいになる



楽しそうに話す横顔
喋るたびに出る、白い息



『ねぇ、私のこと 嫌い? 』



聞けるはずなんてなかった
いつもみたいに答えられたらどうしよう
嫌われてたとしたら?
本当は好きでもなくて、付き合ったとしたら?
私がただ好きで一人で突っ走ってだけだったとしたら?



聞けないよ、嫌い?だなんて。



ねぇ、私のことちゃんと好き?
私のことちゃんと見てくれてるの?
私に興味ある?



あのね、私のこと好き?



『好きだよ』



返事が返ってくる前に
マフラーを引っ張って唇を重ねた







ねぇ、私の気持ち伝わってる?








死ぬってことがどれだけ悲しいことかやっと実感した気がする
悲しいってことは理解してた
辛いってことも理解してた淋しいことも知ってた。
けど、いざってなると何にも理解してなかった。

生きてるのが当たり前だと思ってた
そこにいて、そこで生きてるのが当たり前。
当たり前のことが当たり前じゃないんだと理解した
慣れは怖い。
理解してることが理解できなくなる
わかってるつもりでも、なんにもわかってなんかいない。
失いそうになってやっとわかる
触れるのも、他愛ない話を出来るのも、一緒に笑うのも…
ぜんぶ。ぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ
生きてるときしか無理なんだ

死んだあとにどれだけ大好きだと言っても
どれだけ喋りかけても
返事なんてないし、伝わりもしないんだ
だから、人には口があるんだ
伝えれる口と体があるんだ
大好きなら抱き締めればいい
口があるかぎり他愛もない話をすればいい
腕や足があるかぎり
喋れるかぎり
生きてるかぎり
人を愛せるんだ。

生きてるかぎり、命を大切にしようと思った
命が尽きる最後まで人を愛して、愛されよう。
別れるその時に
悔いがないと思うぐらいに

人を愛し、愛されよう。






それが僕から僕にできる報い方


わけがわからないぐらい君が愛しく思えて
君を求めては、求めては駄目なのだと君を遠ざけてみる
私は、君が好きで
だけど、君には別に大切な人達がいて…だけどだけど君から、想われたい気持ちは本物で、嘘・偽りなんてなくって
同性じゃなかったらなぁと、どうしようもできないことを恨んだり
遠くなかったらなぁと、距離を恨んだり

私は、なにがしたいんだろうか

いつしか、誰よりも君が好きになってた
君が好きな物が好きになってた
君をどんどん好きになっていくことで、余計に寂しくなった気がする


けどね、たぶんね
私は、矛盾した生き物だから、嘘を吐いて生きてる私だから
本当は寂しくなんてないのかもしれない
ただ、君の気を引きたいだけの醜い私よ。



誰からも愛されなくていいの
誰からも気づかれなくていいの
誰も愛せなくていいの
誰からも心配なんてされなくていいの
こんな、醜い私は消えればいいの。





君も馬鹿だから、僕が君のこと嫌いだって言っても信じないだろうね。

少しずつでいいの、君から僕が消えればいいな。





約束も守れない僕なの



ねぇ、嫌いになったでしょ?





ごめんね






大好きなんだよ。
どうしようもないくらい、好きだよ





好きな君からまだ、愛されようとしてる僕は、とても醜い。









さよなら、言わないよ
うんん、言えないんだ。



臆病でごめんね









君に伝える言葉。