四谷大塚の合不合テストで思ったことをズバリ言います | 中学受験国語を爆上げする教室「パワー読解 パワー速読」Ⓡ

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今津です。

新宿で書いています。



実は今、四谷大塚の合不合テストの結果を複数拝見しております。

大問2が難しかったのでしょう。見せていただいた方について言うと、全員がズタボロでした。

解答用紙だけ見せてください、と申していますので問題文は見ていません。

ただ、きっとなんですが、合不合を受けた方全員を見てみると、若干大問2が厳しい結果だったかもなんですが、きちんと解けているお子さまもそれなりにいるはずです。

ワタクシに今回の合不合を見せていただいた方数名の答案を見ていて、気になったことをいくつか書いていきます。

なお、問題本文はある程度きちんと読めている、という前提で書いていきます。

(ここが不十分な方はウチへお越しください)



1)選択肢はきちんと分析できていますか?

アからオまで選択肢が並んでいたとします。

全体を何となくぼんやりと眺めて、きっとこれに違いないと答えていませんでしょうか。

まず、選択肢の後半だけを分析していきましょう。

線を引くとよいです。

出題者は、まず正解の選択肢を作ります。

仮にそれがウの選択肢だとします。

その次に、ウとそっくりの選択肢を作ります。仮にエだとします。

ウを見ながら、よく似ているけど意味の違う言葉と入れ替えたりしています。

その次に、本文を見ていて「あまり本文を読めていない子」だったらどの部分を読んで答えを作るかを考えます。

その部分を見ながら選択肢を作ります。それをオだとします。

本文のその部分を見たら、まさにオしか答えがないように感じますが、そこはあくまで「良く読めていない子」がチェックしてくる箇所なんです。

出題者がオと答えた子の解答を見ると、思わずニヤニヤしてしまうわけです。

見事に引っかかってくれたな、とw

あとのアとかイはテキトーですw

その流れを知った上で選択肢を選ぶのです。

…で、このようにあなたの塾のセンセーは国語を教えてくれていますでしょうか?

ほとんどいないでしょう。

ココを読めばこう書いてある。だから答えはウだ!的な教え方だと思います。

そんな指導をする人はウンコです。

でも、そんなセンセーがメチャクチャ多いです。



2)ぼう線の中やそのすぐ手前に指示語がある場合、指示語の指している内容が答えかヒントです

っていうことを習っていますでしょうか?

習っていたら、その国語のセンセーはとても意味のよくわかっている、いいセンセーです。

言ってないセンセーはダメなセンセーです。

指示語は前を指すんだ的なことを言うセンセーはフツーのセンセーです。

ではなく、ぼう線の中やそのすぐ手前の指示語が云々と指導しているかどうかが大切です。




3)国語において、本当に問いたいことは大問1つにつき「たったの1個」なんです

コレ、実は誰も言わないし、そもそも気づいていないです。

問題文本文は、どこかの本から引用された文章を通常使います。

みなさん、どこかのページをベロンって感じで丸々コピーして使っているとお思いでしょう。

違うんです。

あっちこっち、いろんな部分を切り貼りしているんです。

そして、矛盾が生じたりおかしな文章になってしまったところは、出題者が勝手にいじくって違和感のないように改造するんです。

なぜそうするのか。

一つは、設問の答えを「一つ」にするためです。

引用した文章をそのまま設問に使ってしまうと、答えが2つや3つになることがあるのです。

それはマズイですよね。

あともう一つ。

それは、その大問で最も問いたいことは何かを際立たせるためです。

通常、一つの文章につき、言いたいことは一つです。

二つも三つも書いてしまうと、読み手が混乱します。

これは問題文でも同じです。

例えば、大問1の問いが問1から10まであったとします。

出題者が最も問いたいのはたいてい問10です。

単純な語彙の問題や接続詞の問題を除けば、問1から問9は問10を正解に導かせるための誘導尋問です。

よく算数でそのような出題がありますよね。

模試の後ろのほうの大問で、(1)から(3)まであったとします。

出題者が本当に聞きたいのは(3)であって、(1)と(2)は(3)を正解に導くための途中経過の問題だったり、誘導尋問だったりします。

それとまったく同じつくりです。

そのような指導を行っている国語のセンセーはほとんどいません。

そんなのに教えてもらって、伸びるはずもありません。

刹那的に問題演習指導をしたところで、意味があるのでしょうか。

 

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