東京 大阪 名古屋の中学受験国語塾
パワー読解 パワー速読®
今津です。
大阪・十三で書いています。
日本経済新聞を読んでいると、「高校入試の形骸化 学ぶ動機なくなり退塾」という記事が4月20日付でありました。
都立高校受験を目指して通塾していた女子生徒が、受験直前になって私立単願(専願)に切り替えることになり、そうすると何もしなくても受かることが明確なので塾を辞めた、という内容です。
一方、1月に高校受験を終えた生徒が最後まで通塾したケースもある、とも書かれていました。
この記事を書いたのは新聞記者ではなく現役の塾屋なのですが、なんかよくある話かもしれません。
ここをお読みのみなさまは中学受験の準備をなさっている保護者さまですから、この記事の内容にあまりピンと来られない方もいらっしゃるでしょう。
そこで、なぜ塾に通うのか、どのような目的で塾に来ている子が多いのかを書き連ねていきます。
【中学受験をお考えのみなさま】
もう言わずもがなですよね。。
小学校では中学受験のことなんか一切関係ないですから。
塾に行かないと、勉強はおろか情報も入ってきません。
何をペースメーカーにして受験までの長い道のりを歩ませるのかが、わかりませんから。
【小学生・受験をしない人】
習い事感覚です。あとは、公文や学研教室よりもレベルの高いことをしてくれそう、という期待であえて塾の人もいます。
中学受験を目指しているみなさんからしたらカンタンな内容で「はぁ?」かもですが、高学年から小学校の勉強が難しくなり、保護者さまが勉強をみるのがつらくなってきて塾にお越しになるケースが結構あります。
たまにですが、託児所みたいな使い方をしている人もたまに見かけますw
【中学生】
超難関校を目指している人がたまにいます。もしくは地域一番校、大阪で言えば北野高校です。
常にトップレベルにいるため、もしくは私立超難関になると中学受験と同じような空気感のため、学校とはレベルの明らかに違う勉強の指導を受けます。
…ですが、これらはどちらかというと少数です。
たいていは「定期テスト」で点を取るために、何となく通っている人です。
塾屋目線で言うと、ここが一番のボリュームゾーンで、商売になる部分ですw
ワタクシの個人的な話なんですが、「学校と同じことをして、果たして存在意義があるのか?」と昔から思ってましたので、最終的にフツーの塾をしなくなりました。
最終的に高校入試を突破するために通っているのですが、地方を中心に高校入試が「全入」になりつつあります。
つまり、募集をかけても定員に満たない高校ばかりになってしまっているのです。これがたとえ地域一番校であっても。
大阪でいえば、北野高校や天王寺高校ですら、毎年倍率が1.00倍を切っているような状態と同じです。
そんな状態で、高いおカネを払って塾に行かせようと思わないですよね。
だから、塾がどんどんと消えていったり、公営などの格安塾が広がりを見せています。
【高校生】
端的に言うと、自習室を求めて塾に通っています。
また、個別指導などで「特定の教科」「特定の部分」の穴を埋めるために通塾します。
昔のように、いいセンセーに習うためではありませんw
いいセンセーは、ネット上にゴロゴロと転がってます。もしくはナンチャラサプリで安く授業動画を観ることができます。
受験指導についても、今の高校生は自主的にいろいろ調べたりしますから、昔と違いそれほど必要ではありません。
その点で、都会と地方の差はなくなっています。
また、大学受験についても、昔ながらの一般入試で受験する人がジャンジャン減ってきて、総合型入試(昔の言い方でいうと「推薦入試」「AO入試」など)で受験する人が年々増えています。
以前から言っているように、東大や京大ですら総合型入試を実施しています。
つまり、高校在籍時からの成績や勉強以外で取り組みが入試につながるわけです。
また、浪人する人については、2022年のデータを見ているとおおよそ2割です。
つまり、高校3年間での学びをもとに、高3のお正月までには総合型入試で合格を手にする、というのが主だった流れです。
中学受験塾のように、フルサービスを受ける高校生は…
【お知らせ】
ワタクシ、新宿と大阪・十三を行ったり来たりしております。が、ときどき名古屋の教室にも顔を出して指導をすることにしました。
次回は2024年6月1日(土)午後6時~
お待ちしております。
★★「パワー読解 パワー速読Ⓡ」本部校
「大阪速読 大阪国語」
国語偏差値15アップ20以上アップが続々と出まくっています!
ー大阪ー
大阪速読 大阪国語(本部校)
ー名古屋ー
パワー読解 パワー速読 名古屋池下校
電話052-715-7858
ー東京ー
パワー読解 パワー速読 新宿校