【中学受験国語】女子の成績乱高下の原因とは?対処法は? | 中学受験国語を爆上げする教室「パワー読解 パワー速読」Ⓡ

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こんにちは。

東京 大阪 名古屋の中学受験国語塾
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今津です。

新宿で書いています。

 

 

ウチの教室は国語の教室なのですが、はじめていらっしゃる方のご相談で多いものの一つに「成績が乱高下する」というものがあります。

 

今回は女子のお子さまが陥りやすい「乱高下」に絞ってお話をします。

 

国語がサッパリ駄目な「男の子」もよくお越しになりますが、これはまたの機会で。

 

女子のお子さまでサッパリ駄目のパターンは、ウチの教室にはあまりお越しにならないかもです。

 

 

これは、女子のお子さまは必ず国語ができる、という意味ではありません。

 

性別に関係なく、国語が苦手なお子さまは一定数存在します。

 

ただ、ある程度厳しい方はいるものの、女子のお子さまで国語がまったくダメというのを見たことがありません。

 

その前提でお話をします。

 

女子のお子さまの場合、説明文・小説文のうち「小説文」で点数を取ってくる傾向にあります。

 

 

それで、乱高下するケースの場合、説明文の当たりはずれが点数に跳ね返ってきているというよりかは、むしろ小説文のほうが乱高下に結びついています。

 

 

なぜか?

 

 

小説文で点数を取れるときと、さっぱりのときがあるんです。

 

だから乱高下するんです。

 

なぜそんなことが起こるのか?

 

 

普段の勉強をおろそかにしているから小説文の問題が解けなかったのか?

 

…いいえ。違います。

 

何の関係もありません。

 

では何が原因なのか。

 

それは、本文の内容に「共感できているか、できていないか」で乱高下してしまっているのです。

 

 

これ、男の子にはあまりない現象といってもいいでしょう。

 

ちなみに男の子は小説文で「共感している」というのはあまりありません。ない子の方が多いです。

 

 

お父さまたちとお母さまたちの会話を想像してみましょう。

 

お母さまたちが集まったら、実にペチャラクチャラといろいろ話が弾むじゃないですか。

 

それって、どんなお話をなさっているでしょうか?

 

基本的に、聞いてもらいたいからおしゃべりをなさっていますよね。

 

もしあなたが話し手だったとします。

 

どのようなりアクションをしてもらいたいですか?

 

お母さまたちの場合、「そう!それ!わかるぅ~!」みたいなリアクションを求めていませんでしょうか。

 

そう。共感してもらいたいのです。

 

一方、お父さまたちはいかがでしょう?

 

会話が弾んだとします。(あまり会話が弾まないときもあるんですが…)

 

望まれるリアクションはきっと、あなたが筋の通った、論理的な話をしていることに対しての「称賛」じゃないでしょうか。

 

 

そうなんです。筋が通っているのか、論理的なのかが大事であって、共感したとかしないとかはそれほど望まれないんです。

 

逆に、筋が通っていなかったりすると、「いや、キミそれは違う。オレが思うに云々…」と反論されることもしばしば。

 

 

このご時世に男だとか女だとか言うと怒られるかもしれないんですが、国語の問題を解くときはオトコ・オンナが結構出てきます。

 

女の子の場合、本文の内容に共感したときは点数がいいのです。登場人物たちの気持ちが痛いほどわかりますから。

 

一方、共感できなかったときは、ボロボロです。。

 

 

この場合、共感力が足りないのがいけないのでしょうか。

 

それは間違っています。

 

国語の問題を解く目的は「共感力」を高めるためではありません。

 

論理的思考力を磨くために解いてもらっているのです。

 

ハッキリ言うと、算数を解くのと変わらないのです。

 

ただ、式や数字が出てくるのか、出ないのか。違いはそれだけです。

 

数学的に言うと、本文の内容を「因数分解」をして理解できているかどうか。

 

ここなんです。

 

登場人物の「思い・悩み・苦悩・モヤモヤ」を因数分解してきちんと整理できているかどうか。

 

これです。

 

共感できたかどうかは問うていません。フィーリングで国語を解いてはいけません。

 

ですから、女子のお子さまの場合は、共感しているかどうかより、きちんと論理的に考えていく習慣を身につけることです。

 

そのためにはどうすればいいか。

 

女子のお子さまの場合、どちらかというと説明文・論説文を理解したり、解いたりする時間に重きを置くといいです。

 

説明文を理解するのに共感力は関係ありません。意味がありません。

 

きちんと論理的に考えていかないと、理解ができません。

 

ご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

【お知らせ】

ワタクシ、新宿と大阪・十三を行ったり来たりしております。が、ときどき名古屋の教室にも顔を出して指導をすることにしました。
 

次回は2024年6月1日(土)午後6時~

 

お待ちしております。



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