こんにちは。
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パワー読解 パワー速読®
今津です。
新宿で書いています。
2024年度の首都圏での中学入試は、難関校を回避した層が中堅校に集中したのが特徴的だ、というのがいろんなところから漏れ聞こえてきます。
その中で、筑駒の動きが顕著だったようです。
筑駒(つくこま)、筑波大学付属駒場中学校なんですが、例年には見られない現象が起きました。
以下、ダイヤモンドオンラインより。
「筑駒の合格者が他の併願校に流れた結果、例年5人以下の筑駒の繰り上げ合格が、24年入試は数倍に跳ね上がった。逆に、開成の繰り上げ合格は例年60人ほどだが24年入試はほぼ半減。トップ校の繰り上げ合格の影響は大きく、各校で玉突きが起き、2月下旬まで男子は各学校で繰り上げを出すことになった」(ここまで)
どうして筑駒の繰り上げ合格者が増えたのか。
これは、筑駒が今年度入試から通学可能区域を広げたことが大きいとされています。
千葉県や神奈川県埼玉県などから合格者が相当数出たのですが、結局、自宅から比較的近くて通いやすい難関中へ流れたのではないかとみられています。
具体的に、開成や聖光学院、渋谷教育学園幕張あたりに流れたようです。
また、東京都の高校無償化も影響がそれなりにあったかもしれません。
これについては以前ここでも取り上げたとおり、大阪府に続いて東京都も全面無償化となります。
そのことにより筑駒よりも面倒見のよい私学へ一定数流れていったことは否定できないでしょう。
筑駒への影響は大きくはないとしても、ゼロではないと思われます。
国立中のいいところは自由度が大きかったり、それなりのレベルの高さにあります。
しかし、万一入学後に低空飛行、別の言い方をすると「深海魚」になってしまった場合のフォローは正直望めません。
いろんな意味で「自由」なのです。
また、国立大の付属中に入ったからといって、その大学へ優先的に入学できる制度はありません。
その点、私学の場合は上に大学がくっついていると優先的な扱いを受けることができます。
ということで、24年度入試は新たな流れがあったわけですが、来年の2025年入試に向けても、新たな流れや情報をキャッチし次第ご紹介してまいります。
【お知らせ】
ワタクシ、新宿と大阪・十三を行ったり来たりしております。が、月に1度、名古屋の教室にも顔を出して指導をすることにしました。
次は4月6日(土)午後6時に名古屋池下におります。
ぜひお越しください。
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