こんにちは。
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パワー読解 パワー速読®
今津です。
大阪・十三で書いています。
大学入試オンラインに「2024年私立大学志願者数ランキング」なるものがありましたので、少し取り上げてみます。
中高の6年間って結構あっという間に過ぎてしまいます。
ですので、少しだけ大学のことも知っておいてもいいかと…
昔、志願者数が多かったのは日本大学でした。
今は近畿大学がトップです。最終的な数値ではないので変動があるかもなんですが、2024年度入試において、14万7143人が出願しています。
これでも、2023年度と比べて5314人も減っているんです。
関西、特に大阪において高校生に「どこの大学行きたい？」と聞くと、たいてい近畿大学と言ってきます。
近大は広告戦略がとてもうまく、心に残るものが多いです。また、卒業式に有名人を呼んだりして話題作りに事欠きません。近大マグロも有名です。東京駅にも近大マグロの店が出店していますしね。
東京駅八重洲口を出て真正面のビル屋上に「近畿大学」の看板が煌々と光っています。広告にカネかけてますｗ
さて、気になる第２位ですが、日大ではありません。
日大は、第8位です。7万5777人で、前年度比マイナス2万2729人でした。いろんなことが響いているんでしょうか？
第２位は、千葉工業大学です。14万2645人で、前年度比マイナス2483人でした。
千葉工大の志願者が多いのは以前からの傾向なんです。
10万人超えとなったのは2021年度入試からで、その年は近大に次ぐ2位でした。
何もせず勝手にこうなったのでは当然ありません。
日本経済新聞の2022年4月8日付記事を見ると、2022年度においても近大に次ぐ２位だったようです。
ただ、そもそも募集人数が多い近大とは違い、千葉工大は1396人の定員に対し約13万9千人（2022年度）だったので、単純計算で100倍近くの倍率となります。
近大のような派手さはなく、経済的に厳しい受験生に対しては共通テスト利用の場合は検定料の1万5千円を免除したり、同じ試験日ならば何学科を受験しても1学科分の受験料にしたり、数学のみの受験を可能にしたり、地方会場の受験を充実させたりと、ものすごく地道な努力をしています。
また、大学自体を改革していき、1000人以上いた留年を10年間で半減させたり、退学率が約2％と全国平均を下回ったりしているということでした。
オープンキャンパスでは、未来ロボット技術研究センターや惑星探査研究センターを見学したり、先生の講演を聞いたりして、参加した高校生の6割が志願するそうです。
金融・経営リスク科学科など、全国的に類をみない学びができることも受験生に好評のようです。
…ということで、素晴らしいことばかりですが、受験者数には少し「カラクリ」があるようです。
ネット情報なのでホントーかどうかはわからないのですが、１回の受験で5学科を希望すれば、受験者5人とカウントされるということのようです。
ということは、実受験者は５分の１？？
まあ、そういうカラクリがあるかもなんですが、いい大学であることには間違いはなさそうです。
3位よりあとのものを列挙します。カッコ内は2023年度比です。
3位 明治大学 10万9159人（1117人増）
4位 東洋大学 10万2895人（1万5799人増）
5位 法政大学 10万2169人（3118人増）
6位 立命館大学 9万5779人（4397人増）
7位 早稲田大学 8万9420人（1459人減）
8位 日本大学 7万5777人（2万2729人減）
9位 関西大学 7万2664人（5090人減）
10位 中央大学 6万5956人（1830人減）
【お知らせ】
ワタクシ、新宿と大阪・十三を行ったり来たりしております。が、月に１度、名古屋の教室にも顔を出して指導をすることにしました。
次は４月６日（土）午後６時に名古屋池下におります。
ぜひお越しください。
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