こんにちは。
東京 大阪 名古屋の中学受験国語塾
パワー読解 パワー速読®
今津です。
大阪・十三で書いています。
今朝の読売新聞のトップにあった出来事。
一つは指揮者の小澤征爾さんがお亡くなりになったこと。
ワタクシ、クラシックファンなのでショックです。それとともに、車いすを使って移動なさっていたので、ああいよいよか…という気持ちもあります。
もう一つ。
それは、「小中授業5分短縮」の記事です。
決定ではなく、文科省が検討をしている、という内容です。
現在の小中学校は学校教育法施行規則に授業1コマを「小学校45分」「中学校50分」と定めています。
これをそれぞれ40分、45分にするというものです。
もしそれが実施されたとすると、1958年の規則制定以来、はじめての改定です。
…え?たった5分で、ナニをそんなに騒いでるの?
ウチの子の塾の1コマ、130分やで??
そんなお声が今聞こえてきたような気がしますw
塾では120分だったり130分だったり、150分っていう塾もあります。
なぜそんなに長いのかというと、「問題演習→丸付け・解答解説」となると40分とか50分ではまったく前に進まないからです。
もう少し長くして70分ぐらいだと丁度いいのですが、解答解説に時間がかかったりするとそれも不都合が生じます。中途半端になってしまうのです。
なので、「問題演習→丸付け・解答解説」を2ターンするとちょうどよいのが120分だったり130分だったり150分だったりするわけです。
長いのにはちゃんと理由があるんです。
小学校での5分短縮も現場のセンセーにいろいろ意見が出てくるでしょう。
塾のように、時間が足りないだとか、何をするにも中途半端だとか。。。
でも、工夫次第で、たとえば45分を2つくっつけるとかすればいいわけです。
実際に、美術の時間などはそうなっていたりする学校も多いでしょう。
塾ならともかく、公立小中となるといろんな子がいます。
集中力の持続が難しい子だって一定数存在します。
5分短縮して集中力をさせよう、というのは少し無理があるかもですが、効果はゼロではないでしょう。
また、1コマ5分を短縮すれば、仮に1日6コマあると30分の短縮となります。
その30分をその学校独自の学習活動の取り組みに活かすことが期待されます。
また、時間が必要な教科にその30分を余分に割り当てることも可能です。
例えば、算数で40分だと中途半端になるような単元だった場合、その30分を割り当てて70分の指導にすることだって可能です。
また、漢字学習や計算学習などが不足しているなと判断した場合、その日々の30分をそれらに割り当てて重点的に学習させることも可能です。
文科省の考えていることは「センセーに楽をさせよう」というよりかは、むしろ「学校によって柔軟に対応してもらい、学習効果をより一層高めよう」ということだとワタクシは理解しています。
学校教育は「学習指導要領」という、簡単に言うとセンセー達の「マニュアル」が決まっているんです。
また、教科書も文科省のお墨付きのものをきちんと使って、免許を持ったセンセーが指導するという決まりがあるのです。
これを全国津々浦々まできちんと行き届かせているのです。
全部同じではなく、今後は可能な限り地域や学校単位で柔軟に教育活動をしていっていただければとワタクシは思います。
【ご連絡】
ワタクシ、新宿と大阪・十三を行ったり来たりしております。が、月に1度、名古屋の教室にも顔を出して指導をすることにしました。
次は3月2日(土)午後6時に名古屋池下におります。
ぜひお越しください。
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