整体術というのは文字通り身体を整える技術体系ですが、客観的な視点からよく分かることに姿勢の変化があります。
そこには筋肉や骨格の状態を改善することが必要ですが、いくつかの着眼点があり、その総合力が結果に影響するということになります。
今日はその要素の中から腰椎の状態に着目することになりますが、その問題は腰痛の原因にもなりますので、現場でも意識する個所です。
上に骨格の様子を側面から見たイラストをアップしましたが、ご覧のように腰椎はわずかに前彎しています。
でも、背中から見た時はまっすぐであることが条件です。
その理由などについては座学で理解してもらっていますが、今日の本題はそこではありません。
人の身体にはいろいろな負荷がかかり、人体の動きの要になる腰には相当な肉体的ストレスが加わることになります。
仕事の中にはずっと座って、ということもありますが、座り方次第では前述の前彎のカーブに悪影響を及ぼし、ストレートになったり、後彎気味になったりすることがあります。
その場合、立った時や歩いている時に前傾するような姿勢になり、歩幅も短くなってしまうことがあります。
歩いているとそういう人を見ることがありますが、そういう方が来院された時、その状態を改善することでビフォー・アフターが変化し、全身がスッキリし、姿勢もまっすぐ立たれるようになります。
そういう時、改めて腰の状態、姿勢などの要素の大切さが理解されますが、そうするための方法論のところでしっかり考え、実践するのが快整体術の意識なのです。
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