長い闘病とガス抜き | みかりんのささやき ~子宮頸がんワクチン被害のブログ~

みかりんのささやき ~子宮頸がんワクチン被害のブログ~

私の娘が子宮頸癌予防ワクチン「サーバリックス」接種直後から熱や吐き気、痛み痺れが現れ、片手、両足が疼痛に。そのままCRPSに移行しました。
CRPSは治ったものの、今は副作用などと戦いながら少しずつ治癒に向かって邁進する日々です。

子宮頸がん(HPV)ワクチン接種後から何十と症状が出たのだけれど、皮疹も悩まされている症状の一つだ。

背中から頭皮にまでびっしりと赤い発疹が出て、それがかさぶたのようになって剥がれる。その間、痒みが出る。かさぶたになった場所は、色素沈着する。これが次々に年がら年中起こるので、皮膚はポツポツと赤い斑点。それが日に日にうっすらとマダラになる。

特に背中がいつもひどい。

実は、今でもこれが起こっている。

12歳で接種し、今は25歳。

長く長く悩まされているものの一つだ。

接種前にこんな症状はなかったし、接種して副作用にあった人の多くに同じような皮疹の症状の子がいたので間違いなく副作用の1つだろう。


本人はもう、健康な状態がどんなものなのか分からないと思う。

今でさえ常に普通の人よりずっと低空飛行で生活し、その不調が常々当たり前のものだからだ。足の震えもそう。毎日、足は震えている。

会社に行って、帰ってくる。

食事をして、時には少しだけでも横になる。頭痛で嘔吐まですることも多い。

体調不良ならばリモートワークに切り替えてもらう。

助けられながらの綱渡り生活。


それでも、旅行に行ったりする。

友人と。

修学旅行も行かなかった分、行けるならどんどん行くといいよと送り出す。

旅行先で具合が悪くなり、ほぼホテルで横になっていたなんてこともあるらしい。一緒に行く友人は心が広いのだと思う。感謝。

25歳。

定期的に通院しているが、人並みに楽しんで「生きている」を実感して欲しいと思っている。


もちろん、こんなことが起こらなければよかった。でも、娘の副作用から見えた世界も沢山ある。薬害など特に。

国民の苦しみを理解し癒すような、手を差し伸べてくれる国であることを望む。

患者から目を背けないよう、厚労省は国民の健康と製薬会社の利益を天秤にかけたりしないよう、常に正しい方向に舵を切れるよう柔軟に動いて欲しい。

過去、何度となく厚労省に行って話し合いをしてきたけれど、頭が硬くて驚くような方々が多かった。

声は聞いたとしても、聞いただけのガス抜き。

患者に寄り添う対応をする人は、すぐに異動になり半年や数ヶ月で、さようなら。

するとまた、一から仕切り直し。

のらりくらりと、ガス抜き。

薬害は特にそうなのだろう。

私から見て、厚労省はそういう場所。