ラランドニシダさんの作品
短編5話
タイトルの「不器用で」
というお話はありませんが
全編における本作のテーマが不器用ということなのでしょう
みなさん不器用な生き方でした
はじめの2作品を読んで
オチというか向かう先が全て同じなのかな?
と思いましたが
そんなことはありませんでした
言いたい事が言えない
というのは
結構大勢の方が抱く思いではないですか?
関係性を崩したくないもあるし
自分の要求だけを求めても嫌われるだけだし
それぞれ
ここは言いたいけどここは我慢とか
勝手に線引きしている人もいるのではないでしょうか?
だけど
そんな言えない部分にこそ
本音が隠れていたりする訳で
そこを題材にした
もどかしいお話が揃ってました。
ひとつの題材から
心理描写を細かく書いているので
物語上での動きというか
場面転換というか
ストーリーが転がっていく感じが足りない気はしますが
心理描写
情景描写は細かく
例えなんかもいちいちよく思いつくなという感じでした
最近タレント本を読む回数が
増えてる気がしますが
やはり発想がおもしろいですね
小難しい文章でもなく読みやすいし
年末に向けて忙しいので
サラッと気分転換に読むには最適でした
ラランドニシダ著
「不器用で」おもしろかったです。
