怒らない技術に金を払う | なかしん公式ブログ

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~A型理系男子の取扱説明書~

こんにちは、なかしんです。

皆さん御存知の通り、なかしんはせっかちで細かい性格なので
細かい事にイライラしている姿が目に浮かぶかと思います。
実際に日々の生活の中でイラッと来て怒る事がよくあります。

コピー機の紙が詰まったとき
高速道路で超遅い車が追越し車線を延々と走っているとき
CADが落ちて保存されていないデータが消えたとき
レジで前の客が全く要領を得ていないとき
無灯火の逆走自転車と正面衝突しそうになったとき


枚挙に暇がありません。
でも、それってみっともないですよね。
できればイライラしたくないし、そんな姿は見られたくないものです。

イライラしている私を見た
上司は
後輩は
同僚は
友達は
家族は
確実に引いていると思います。

とは言え、努力はしているものの、なかなか自分の性格はスパッと
変えられるような簡単なものではないですよね。

独立するまでに何とか治さないとなー、この性格。
と思っていたある日、
開業準備中のゆうぴさんのブログにこんな本が紹介されていました。

怒らない技術(¥945)


これが
「怒らないための○○
とか
なぜ人は怒るのか」
とか
デキる人は怒らない」
といった普通のタイトルだったらスルーしてたかもしれません。

「怒らない技術」
というストレートなタイトルの
”技術”
という言葉に条件反射的に食いついてしまうエンジニアの心理を
よく分かっています。

さて、この本で云う「怒る」とは、
イラッ
はぁ~
チッ
くそっ
ムキーッ (って怒る人は実際にあまりいないか)
もーっ
って感じの「内面的な怒り」「表に出すこと」であり、
部下を怒る・後輩を怒るといった「叱る」の類ではありません。

この本を紹介しておきながらなんですが、
内容に過度な期待はしてはいけません。
「この本を読んだら魔法のように怒らなくなった」
という事は絶対にありません

「せっかく¥945も投資したんだから効果が無いともったいない
といったケチくさい思考の方が、本文よりも実効性があったりします。
なので、金払ったぞ感がイマイチ薄い電子マネーやカードではなく
現金で購入する事をお勧めします。

つまるところ、
「この本をきっかけに、怒らない事を考えよう」
という努力と心構えが必要です。


私は買って3日目ですが今の処、まだ怒ってません。
(正確には、イラッと来ても表に出してません)

駐輪場で隣の自転車が倒れてきても、
開封した袋の切れ端が静電気で指から離れなくても、
カーディガンのチャックに毛糸が挟まっても、

深呼吸。
ため息ではなく、あくまで深呼吸。
口から吸って鼻から出します。口から吐いたら負けです。
(と本文に書いてある訳ではありません。なかしん流です)

あと、
完璧は求めないこと!
「今日から絶対に怒らないぞ~!」
と意気込んでしまうと、
何かの拍子で怒った時に凹んで挫折してしまいますから。
なるべく怒らないようにしよう」
くらいが長続きすると思います。
(と、自分に言い聞かせてみる)

2011年2月1日 (もう2月?!) なかしん